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同性婚「レインボーアイコン」で議論

2015.07.02 THU

噂のネット事件簿


ツイッターには「日本で(の議論)はまだこれから」という指摘もあった ※この画像はサイトのスクリーンショットです
アメリカの連邦最高裁判所が6月26日、米国全州で同性婚を認めるとの判決を下し、全米が「レインボーカラー」で祝福ムードに沸いているが、日本のネット上ではこのレインボーカラーに関して様々な意見が飛び交っている。

なぜ同性婚に関連して「レインボーカラー」が掲げられるかというと、赤、橙、黄、緑、青、紫という全6色の「レインボーフラッグ」が、LGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダー)の尊厳および社会運動を象徴する旗とされているためだ。

性の多様化を認める最高裁判決を祝福すべく、アメリカではホワイトハウスをレインボーカラーにライトアップしたり、Apple社がレインボーカラーでリンゴマークを縁取った旗を掲揚したりしたほか、ネット上での動きも大きい。

ツイッターやインスタグラムでは「#LoveWins」というハッシュタグで祝福メッセージを多くの人が投稿。さらにFacebookは、同性婚の支持・祝福の意を示すツール「レインボープロフィール画像機能」を公開した。この機能は、Facebookにログインした状態で「Let’s Celebrate Pride」ページにアクセスし、設定ボタンを押すだけで、簡単に自身のアイコンをレインボー仕様にすることができるもの。アイコンはツイッターなど、ほかのSNSでも利用でき、日本でも早速アイコンをレインボー仕様にする人が続出している。しかし、日本ではレインボーカラーの「本来の意味」への誤解から混乱をきたしてしまっている。

そもそもレインボーカラーにするのは「性の多様性が認められたことを支持し、祝う」ものだが、

「Facebookのプロフィール写真をレインボーにしたら、コメント欄に『カミングアウトですか?』とか『ゲイですか?』と入ると、やっぱり、まだまだ日本は人権意識の低い国なのかな?と思う(´・_・`)
イジリだろうけど、もっとチャーミングなイジリができないものかな~??」
「『Facebookのプロフ写真、レインボーにしていると同性愛者だと思われるよw』という書き込みが流れてきてちょっと残念。同性婚に異性愛者が賛同してなにが悪い」

と、「レインボーカラーにする人=LGBT」と誤解する人が多い現状に、認識や意識の低さを残念に思う人の声がツイッターに寄せられている。また、

「Facebookのレインボーアイコンだけど、(日本在住の人に関しては)当事者じゃない人とか、普段そんな話一切しない人ほどしてるっていう印象があるね。(そしてデザイナーとかIT系とかに多い。おしゃれな流れに乗って行こ的な感じなのかな…)」
「Facebookのプロフ写真をレインボーにする人続々なんだけど…
意味分かってしてる人は良しとして
ただノリでしてる人も居る様でいいのかなぁ!?と少々戸惑う私です(⌒-⌒; )」

と、“ノリでレインボー仕様にしているだけ”では? と感じる人も多いようだが、これについては、

「Facebookのプロフ画像をレインボーに加工してる人多いよね それに対して、お前はその意味理解して使ってんのか?とか冷めたこと言う人いるけど、なんなんだw 別にみんなやってるからやろーっと なんか楽しそうだし的なノリでいいでしょあんなもん」

と、たとえノリでも問題ないのではないかという意見もあがっている。

賛否両論が入り混じる激論となっているせいで、アイコンを変えたくても変えにくいという声もあり、日本のネット上では「レインボーアイコン」を取り巻く状況がなかなか複雑なものとなってしまったようだ。
(大場嘉世)

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