あなただけじゃない!日本人の8割が「あがり症」!?

「あがり症」を克服する5つの方法

2015.07.21 TUE


人前に出る機会があるというのは、社会的に役割がある証拠。メンタルとフィジカルの両面からアプローチすることが「あがり症」改善に繋がる 写真提供:kasto / PIXTA(ピクスタ)
「一言喋るだけなのに、顔が熱くなり言葉に詰まる」「頭が真っ白になって冷や汗が止まらない」――人前に出るとつい緊張してしまう「あがり症」だという人は多いはず。プレゼンなど人前で話さなければいけない場面も多いビジネスマンにとって、「あがり症」は大きなハンディだ。そこで、あがり症克服のプロ、一般社団法人あがり症克服協会の理事長・鳥谷朝代さんに克服法を取材した。

「あがり症は誰でも克服できます。そもそも日本人の約8割は人前に出るとあがってしまうといわれており、“あがる”こと自体はごく普通の反応ともいえるんです」(鳥谷さん)

「自分が見られている」と過剰に意識する人、「恥をかきたくない」と“エエカッコしい”な人、「どうしたら回避できるか」を真っ先に考える逃げ癖がある人。鳥谷さんいわく、これが「あがり症」を重症化させてしまう人の三大特徴なのだとか。では、「あがり症」を軽減するにはどうすればよいのだろう。5つの克服法を伝授してもらった。

■1 「3つの首」をぐるぐるストレッチ!
あがり症の人の大半は、身体にものすごい力が入って硬直している。「首」に力が入ると喉が閉まって声が出ず、「手首」「足首」が硬直すると手足が震えてしまう。首・手首・足首をぐるぐる回してストレッチしてほぐすといい。それでも震えてしまったら、一度握りこぶしを作って力を入れてから、スッと力を抜くと効果的にリラックスできる。

■2 腹式呼吸で震えを軽減!
息を吸った時に横隔膜を広げてたくさんの空気を取り込むのが腹式呼吸。話す練習をする時は、この腹式呼吸を取り入れた発声を意識するといい。太く強く息を吐きながら話せば声が震えることもない。あがっていると息が浅くなりがちなので、本番中は意識してゆっくりと呼吸してするだけでも冷静さを保てるようになるはず。

■3 自撮りムービーで“実際の自分”を確認!
練習風景をスマホなどで録画し、客観的に自分がどう映っているか知っておく。恥ずかしくて見たくないかもしれないが、見てみると思った以上に出来がよく、自信を取り戻す人が大半だ。それよりも自分の服装、姿勢など、見た目の反省点に目がいくようになる。そうなれば、「あがる」という意識を抜け出してレベルアップしている証拠だ。

■4 自分が話している目的を再確認!
「見られていて恥ずかしい、失敗したくない」という自分本意の思考が先に立つと、スピーチの目的を忘れてしまいがち。自分の話で相手に何を伝え、どうなってもらいたいのか、目的の本質を事前にしっかりと考えておく。どうしたら相手にとって有益な時間になるかを重視し、自分ではなく相手に意識を変えると自然と緊張が減っていくはず。

■5 日々“小さな成功体験”を重ねる!
普段から場慣れしておくことが大事。大勢のいる場で質問をする、電車でお年寄りに席を譲る、飲食店で店員さんを大声で呼んでみるなど、少しずつ自分を人目にさらし、“小さな成功体験”を積み重ねると成長に繋がる。

実は、以前は相当なあがり症だったという鳥谷さん。でも、「ゴルフ初心者が打ちっぱなしに通うように、人前で話すことも練習すれば必ず上達しますよ!」と、力強く経験談を語ってくれた。まずは「みんなあがっているから大丈夫~♪」と気楽に考えることから始めよう!
(山口優希/ユーフォリアファクトリー)

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