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見逃し配信で「視聴率」が変わる?

2015.07.22 WED

噂のネット事件簿


在京民放5局の番組の見逃し視聴ができる「TVer」。2015年10月にサービス開始予定 ※この画像はサイトのスクリーンショットです
在京の民放テレビ局5社(日本テレビ、テレビ朝日、TBS、テレビ東京、フジテレビ)は、テレビ番組を一定期間無料でネット配信するポータルサイト「TVer(ティーバー)」を共同で10月に立ち上げる。

「TVer」は、いわゆる「見逃し配信」を行うサービス。基本的には、地上波で放送された直後から、同番組の次回放送時までの1週間限定で広告付きの動画として無料配信する。各局、1週間につき10番組程度を配信する予定で、パソコン、スマートフォン、タブレットなどに対応するという。

現在でも、各テレビ局のオンデマンド配信サイトや公式サイトなどで「見逃し配信」が実施されている番組もあるが、「TVer」ではそれらがひとつのポータルサイトに集約される。

もはや、テレビの前にいなくても、番組を楽しめることとなる「TVer」。ツイッターでは、

「これはありがたい。
あとで話題になってるのが分かっても見れなかったもんね。
全コンテンツアップしてくれれば良いのに」
「インターネットでテレビ番組がみれるTVerいいと思う。
無料じゃなくて有料にして、配信期間を無期限にして全番組を放送してくれればいいのに」

などと好評だが、配信される番組数が各局10本程度だという点に不満の声もあがっていた。

また「TVer」開始にあたって、注目されているのは視聴率だ。現在の視聴率は番組放送時にどれだけの人がテレビで視聴しているかを表す数値だ。しかし、見逃し配信が一般的なものとなると、地上波の放送では見ずにTVerで見る、というユーザーが増えることも予想できる。そういった状況にツイッターでは、

「ついに視聴率が意味がないものに。代わりにビュー数がものをいうんでしょうね」
「これに対して視聴率調査(視聴回数か?)もやればいいんだと思う。きっと今までと全然違う数値が出るはず」
「こちらのほうが視聴者の把握がしやすいから、視聴率とはまた違う番組評価情報になっていくんじゃないだろうか」

と、「どれだけ番組が見られているか」を示す数値のとしての視聴率を見直すべきだとの意見も多い。

スマートフォンやタブレットでも見られるということで、より自由なスタイルでのテレビの楽しみ方を提供する「TVer」。テレビそのもののあり方が変わりつつあるようだ。
(小浦大生)

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