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有料ネットTV 普及のカギは

2015.08.18 TUE

噂のネット事件簿


Netflixは日本でどのようなブランディングを行うのか ※この画像はサイトのスクリーンショットです
世界最大手の有料動画配信サービス・米「Netflix」が、9月2日から日本でのサービスを開始すると決まった。人気番組『テラスハウス』(フジテレビ)の新シリーズを放送することでも話題を集めた「Netflix」の日本上陸。これについて、日本法人代表のグレッグ・ピーターズ氏にプレジデントオンラインが取材した記事が反響を呼んでいる。

日本の有料ネットテレビとしては、すでにHuluやU-NEXTなどが展開しているが、国内ではまだ「テレビ番組は“無料”で視聴できるもの」という意識が強い。その日本で有料動画ビジネスをどのように広めていくのか。ピーターズ氏は、「日本人は価値のあるものには対価を払う人」としたうえで、Netflixの強みはクオリティが高い独自制作のオリジナルコンテンツ、4Kなどの高画質コンテンツや、視聴者の嗜好に合わせたコンテンツを提示できることなどを挙げている。

また視聴者が動画の楽しみ方をコントロールできる時代にあって、競争相手はあらゆる娯楽であり、テレビ局は同じ動画を扱うものとして「パートナー」にもなりうる、と話した。これに対し、ツイッターでは、

「ネットの利便性を感じている人は徐々にネットテレビにシフトすると思う。どれぐらいの人がシフトするのか分からないけど、数年後は現在のテレビのあり方の延長線にはないのではないか」

と、このネット時代にあって、今後ネットテレビの浸透は必然とみる声がある一方で、

「言ってることは真っ当だと思うけど、今のところ流行る気はしないな。お手並み拝見」

と静観する声も。だがもっとも多い意見は、

「ガラケーからスマホに変わった時みたいに、コンテンツがよければいいだけちゃうんかい」
「非常に長い準備期間を置いてメーカーとハードへの地ならしも出来てるし、日本の独特の販売体系を理解している。時間は掛かるかもしれないが、コンテンツさえ揃えればNetflixは絶対成功する」

など、ピーターズ氏のいうように「無料」か「有料」かが大きな問題ではなく、カギはコンテンツの良し悪しだとするものだった。

オリジナルコンテンツ制作面において、Netflixはまずフジテレビとタッグを組んで、恋愛リアリティ番組『テラスハウス』新シリーズのほか、オリジナル新ドラマ『アンダーウェア』(主演:桐谷美玲)などを放送すると発表している。既存のテレビ番組とネットテレビ番組は「競合」するものではなく、むしろ協働するものという考えが、苦戦を強いられている日本のテレビ界に一石を投じるか、注目される。
(花賀太)

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