ネット界の“旬”なニュースをお届け!

電話帳データのネット掲載はNG?

2015.08.21 FRI

噂のネット事件簿


法律論はともかく、気分的には電話帳のネット掲載に拒否反応多し
京都市の法律事務所が、電話帳のデータを検索できるサイト「ネットの電話帳」(旧「住所でポン」)をプライバシー侵害で提訴。サイトの管理人がこれに真っ向対決する姿勢を示し、注目されている。

「ネットの電話帳」は、電話帳を見たい都道府県を選び、市区町村を選択すると、その地区の住民の名前、詳細な住所、電話番号などの電話帳データが一覧となって見られるサービス。さらに番号からの“逆検索”や苗字検索なども可能となっている。

これに異を唱えたのが京都の島崎法律事務所だ。同事務所は8月14日、通常なら廃棄されるはずの古い電話帳のデータが、インターネットの登場により保存できるようになり、

「『ネットの電話帳』というサイトが、10年前、15年前の古い電話帳のデータを網羅的に収拾して、これをネットで公開するようになった」(原文ママ)

と、これを非難。

「その結果、電話帳には自宅の電話番号を載せていないはずなのに、第三者に電話番号を知られて執拗に電話をかけて来られるなどの被害が続出し、中には、自宅にまで押しかけて来たりといった、ストーカーまがいのことをされて困っている方もあるようです」

と述べ、プライバシー侵害で提訴したことを明らかにした。

このニュースはネットユーザーの間で話題となっている。ツイッターには、

「住所でポンってグレーゾーンな気はしてたけどやっぱり訴えられてたw」
「住所でポンは ほんまにあかんしなw」
「あれね。ちょっと問題だよね。うちの昔の住所や電話番号も載ってたし(苦笑)」
「親父の名前と実家の住所と電話番号載ってるのなぁ。故人だし、家ないからなんともだけどいい気分はせんなぁ」

など、法律事務所側の肩を持つ意見が多いものの、

「住所でポンなくなると困るなー」
「公開されてた情報だしな。NTTが著作権とか言うなら判らないでも無いけど。電話番号が検索できないと言うのは不便だろう」

といった声も寄せられている。「ネットの電話帳」の管理人は、法律事務所と全面的に争う姿勢をネット掲示板で示しており、サイトから情報が削除されるのには、まだしばらく時間がかかりそうだ。
(金子則男)

取材協力・関連リンク

関連キーワード

注目記事ピックアップ

 

編集部ピックアップPR

ブレイクフォト