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理科大、博士課程「無料」に反響

2015.08.24 MON

噂のネット事件簿


情報科学や生命科学分野など、大学院の拡充・整備にも努めている東京理科大学 ※この画像はサイトのスクリーンショットです
8月19日、東京理科大学が大学院の博士課程に入った学生の授業料などについて、全額を“実質無料”にする方針を決めたことを朝日新聞デジタルが報じ、反響を呼んでいる。この制度は来年度からスタート。在学生も対象になるという。

記事によると、東京理科大の博士課程では、初年度は入学金30万円と、施設設備費18万円+授業料約80万円が必要。2年目からは、毎年、施設設備費と授業料の計98万円かかり、負担額は3年間で約320万円になる。ところが、来年度から「入学金と施設設備費を免除し、さらに授業料相当額を返済不要の奨学金として給付する」としている。

勉強を続けたい学生にとっては朗報だ。ツイッター上にも、

「すげぇな、、これ。。」
「素晴らしい試み。頑張って欲しい」
「理科大は賢明な決断をした。優秀だが経済的な理由で進学をあきらめる人は少なからず。そういう人材にチャンスを提示することによって将来大きなフィードバックが同大に戻るかと」

と、この方針を高く評価をする声があがった。ただ一方で、

「よい取り組みである一方、院から他大に流れるのを防ぐ『囲い込み』の側面もあるのでしょうね。他の大学がどう動くか注目したいところ」
「まぁ理科大の場合,優秀な連中は大学院からは旧帝大に流れるのが普通だったし,そのぐらいのレベルの若者を繋ぎとめるためにはこのぐらい安いモンだろう」

など、学生の流出を防ぐためでは? という意見も多く、また

「理科大が博士課程の学費を無料にするらしいけど、東大院受験生は減るんだろうか」
「へぇ~理科大が博士課程を無料ってか……
東大へのロンダリング多いしな(笑)」
「理科大で博士課程を志望する優秀な人は、無料の理科大と有料の東大だとどちらに進学するのかな?結構、人生を左右する選択だよなぁ」

と博士課程の“ライバル”として東京大学を挙げる声が散見された。

いずれにせよ、画期的な方針であることは確か。今後の他大学の動きも注目される。
(花賀太)

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