自転車に乗りすぎるとEDに?

「EDになる」諸説のウソ・ホント

2015.09.06 SUN


お尻に合わないサドルに長時間またがると股間が麻痺してくる経験は、味わっている人が多いかもしれない。自転車ショップの店員と相談し、自分に合うものを選ぼう
男子なら誰でも気になるED(勃起不全)にまつわるあれこれ。巷には、「○○をしたらEDになる」「××はEDのもと!」 など様々な情報が飛び交っている。そこでこれらの真偽を明らかにするため、EDの症状や治療法に詳しい新宿ウエストクリニックの室田英明院長に話を聞いた。室田院長には、それぞれ「ホント」「ウソ」「どちらともいえない」で回答してもらった。

●「自転車に長く乗りすぎるとEDになる」説
⇒「ホント」
「自転車を長時間運転すると、サドルに陰茎部が強く圧迫されるため、陰茎の血管にダメージが生じEDを引き起こすことがあります。ED防止の中央部が凹んだサドルも販売されているので、週25時間以上など長時間自転車に乗る人は、それを使用しましょう」

●「お酒を飲みすぎるとEDになる」説
⇒「ホント」
「適度のお酒は気分がリラックスして勃起にもプラスに働きますが、飲みすぎると勃起状態を維持できなくなるか、勃たなくなります」。酔ってソノ気になったが、ムスコがまったく言うことをきかなかった、という経験のある人もいるだろう。くれぐれも飲みすぎに注意!

●「自慰をしすぎるとEDになる」説
⇒「どちらともいえない」
「これは俗説ですのであまり気にする必要はありませんが、自分の手での強い刺激に慣れすぎてしまうと、実際の性交での刺激が物足りなくなり、性交で射精ができない『膣内射精障害』を引き起こすことがあります。その結果、射精がいつまでもできないので、勃起が続かず萎えてしまうことも。こうなると、もはやEDの中折れ症状です」。強く握りすぎたり、激しく動かしすぎたりするような過剰な自慰は、避けたほうがよさそうだ。「性交時の射精に影響しない普通の自慰なら問題ありませんので、大いに楽しんでください」

●「サウナに通いすぎるとEDになる」説
⇒「ウソ」
「これはあまり関係ないでしょう。むしろ体が芯から温まって、血管が拡張し血行も良くなるのでEDの防止や改善に多少効果がありそうです」

●「EDになりやすい食品がある」説
⇒「ホント」
「陰茎の血管は直径が1〜2mmと、ほかの血管に比べて細いので、動脈硬化の影響が初期に表れやすいといえます。そのためEDは動脈硬化の前兆ともなります。だから、動脈硬化を引き起こすコレステロールの摂りすぎはNG。鶏卵や魚卵、レバーなどコレステロールの多い食べ物には注意してください」

●「体を冷やすとEDになる」説
⇒「ホント」
「体が冷えれば血管は収縮して血流も悪くなります。前述の通り、陰茎の血管は非常に細いので冷えると影響を受けやすく、EDになりやすいといえるでしょう。これを防ぐにはショウガや唐辛子、にんにく、山椒など血行を良くするものを食べるほか、適度に運動したり、長めに入浴したりするのもオススメです」

いろいろ真偽がわかって、ホッとした人も「危ない」と思った人もいるだろう。これらを参考に日々の生活習慣を見直して、いつでも“勃ち向かえる”よう準備をしておこう。
(伊藤 裕/GRINGO&Co.)

※この記事は2014年9月に取材・掲載した記事です

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