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エンブレム騒動 B’zで理解

2015.09.14 MON

噂のネット事件簿


もう騒動は勘弁願いたいが、果たして次はどんなエンブレムが採用されるのか ※画像 https://www.pakutaso.com/20131202358post-3635.html
東京五輪のエンブレム騒動は、いったんは採用されたエンブレムをデザイナーである佐野研二郎氏が取り下げ、再公募を行うこととなった。しかし、責任の所在などいまだ解決していない問題も残り、再公募だけで騒動が完全に収束するとは言いがたい状況だ。そんななか、一連の騒動をB’zにたとえて解説したブログ記事が登場。「分かりやすい」と、好評を博している。

話題の記事は、ブログ風投稿サイト「ShortNote」に投稿された「例の騒動を B’z で説明すると、上手くいくことに気づいたのでメモ」というものだ。まずブログ主は、

「国家イベントのテーマソングを公募。
B’z の新曲が選ばれる」
「ある日、ベルギーのメタルバンドから
『あれは、自分達が作った曲のパクリだ!』
と申告がある」

など、騒動を音楽に置き換え、B’zの(架空の)テーマソングを「確かに A メロがコードメロディーともに極似しているし、サビの転調も一緒」と仮定。その上で、

「『ロックで似ていると言われてもなぁ、、完全オリジナルなロックなんてプログレにでもならないと難しいのになぁ。伝統芸能みたいなところあるし』と困惑の音楽業界」

と、エンブレム騒動におけるデザイナー業界の反応になぞらえて分析した。

そして、「一般大衆の声」「雑誌の反応」「他のミュージシャンの反応」なども巧みに音楽に置き換えている。「五輪のエンブレムの展示例」で使用された画像が、海外ブログからの借用だった件については、

「内部資料のリミックスを行ったサンプルに、版権処理をしていないドラムサンプリングが見つかり更に炎上
『あいつ、プロなのにサンプリング音源盗用している。版権フリーのライブラリ持ってないのかよ』
『いや、リリースする前の音源で適当に抜いてくるのは良くあることで、、いきなり公開されるとは、、』」

との解釈を披露。ブログ主は、

「すごい雑ですが、デザインが音楽ほど一般に理解されていたら、もしかしたらこういう世界にはならなかったかもしれないですね」

と、述べている。

エンブレム騒動では、ネットでデザイナーを擁護する意見はほとんど見られなかったが、このブログ記事の解説には得心した人が多かったようだ。ツイッターには、

「とても分かりやすく、とても笑った」
「B’zのファンです。わかる、わかりますよ」
「分かりやすすぎワロタw」
「しっくり来たわ」
「ミュージシャンとデザイナーってファン層が違うって気づいた。ミュージシャンのファンは殆ど一般人だけど、佐野研は擁護するファンが業界人だったからあんなに燃えたんだ」

といった声が寄せられている。今や佐野氏による五輪エンブレムは幻のものとなってしまったが、ブログ主の巧みな論説は、今さらながらデザイナーという職業への理解者を生んだようだ。
(金子則男)

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