歴史はなんと130年以上!

大文豪に愛された「平野水」とは…

2015.09.29 TUE


夏目漱石の小説「行人」のなかには、平野水についての描写があるのだとか
温泉宿や名店の絶品メニューなど、「あの文豪が愛した…」と冠される存在は多々ありますが、「文豪が愛した飲料水」というのも存在しているのをご存知でしょうか。その“文豪”とは、明治・大正時代に活躍し、以前の千円札でもおなじみだった夏目漱石。そして彼の愛した飲料水は、その名を「平野水」といいます。

「平野水」とは、かつて温泉地として栄えた兵庫県川辺郡多田村平野(現・川西市)という土地に湧き出ていた天然のスパークリングウォーター。当時の大阪衛生試験所のコメントによると、その味は酸っぱく刺激的で、苦みを帯びていたのだとか。

「文豪に愛された飲料水」となれば、ぜひ一度飲んでみたいところですが、平野水をルーツに持つ飲み物なら、すでに口にした経験のある読者も少なくないはず。それが「三ツ矢サイダー」! 平野水をビン詰めにして発売したところから、三ツ矢サイダーの歴史は始まります。1899年に “三ツ矢”印が商標登録されると、その名を「三ツ矢印平野水」に変更。1907年には風味を加えて「三ツ矢印の平野シャンペンサイダー」として販売し、1968年の商標変更によって、現在の「三ツ矢サイダー」に至ったというワケ。

これから迎える読書の秋。三ツ矢サイダーを飲みつつ、夏目漱石が残した名作に触れてみるのも、おもしろいかもしれません!

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