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売れない菓子 流行の自虐PR話題

2015.11.15 SUN

噂のネット事件簿


「このサイトに来てくれた人が、近くのコンビニでひとり50袋でも食べてくれたら…」とも書かれている ※この画像はサイトのスクリーンショットです
森永製菓の“売れないお菓子”が、自虐的なキャンペーン活動を開始し、ネット上で話題になっている。

キャンペーンを始めたのは、森永製菓の「JACK」。JACKは焦がしキャラメルでアーモンドをコーティングしたお菓子で、2014年5月から発売されている。ところが、「プロモーションのせいか、パッケージのせいか、どんなお菓子かが伝わりにくいネーミングのせいか、その全てのせいか…」(特設サイトより)、商品は売れず、ついに「今回売れなければ販売終了」と、背水の陣でキャンペーンが始まった。

11月10日にオープンした特設サイトは、とにかく自虐一色だ。キャンペーンは「美味しいのに崖っぷちキャンペーン」と銘打たれており、JACKが売れない歴史を描いた「負の歴史の詳細」のほか、「やけくそ動画」「やけくそポスター」など、コンテンツはいずれも自虐モード。ただし、

「食べれば絶対に絶対に絶対に美味しい」
「ご購入いただいたお客様からは『ハマった!』『まとめ買いした』『どうしても食べたくてずっと探している』など大変うれしいお声」

とも書かれており、味に関しては自信アリのようだ。

このような「自虐キャンペーン」は、最近の流行ともいえる。47都道府県魅力度ランキングで最下位常連の茨城県は、女芸人・渡辺直美が「茨城がなくなったら、レンコンや干し芋がなくなり、日本が未曾有の大パニックに」などと語るPR動画を公開し、「のびしろ日本一。いばらき県」というキャンペーンを展開しているほか、民主党は今夏、「休みはなくなる。収入は減る。しかも民主党」というキャッチフレーズで候補者の公募を実施。これらはいずれもネットで話題となった。

JACKの自虐キャンペーンに対しては、ツイッターに、

「やられた。めっちゃ食べたくなってきた」
「そこまで言われると見つけたらどんな味か食べてみたくなる(笑)」
「逆に気になったww 帰りコンビニ寄って買ってみよ」
「みんなで買おう!無論、俺もまだ食べた事ないけど」

などと投稿されており、興味を示す人が現れている様子。また、

「JACK探し歩いたけれど見つからないよー」
「頑張れ森永Jack!、で、どこに売ってるんだろうか」
「森永のJACKを買うため、コンビニに寄ったら売ってない」
「近所の店(複数)で探したけど、なかったぞ」

と、「売ってない」という報告も…。

注目を集めるのには成功したといえそうだが、販売継続という“奇跡”は起きるか?
(金子則男)

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