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満員電車に決別? 必ず座れる電車

2015.12.11 FRI

噂のネット事件簿


平日の朝に1日2本運行する“必ず座れる”モーニング・ウィング号。着席整理券を購入し指定された車両に乗車する ※この画像はサイトのスクリーンショットです
京浜急行は12月7日、平日のダイヤを改正し、朝の通勤ラッシュ時間帯に“必ず座れる電車”の運行を開始した。

京浜急行では、平日の夕方時間帯に着席整理券を購入することで品川駅から三浦・横須賀方面へ座って乗車できる「ウィング号」を運行しているが、今回新設されたのはその朝ラッシュバージョンといえる「モーニング・ウィング号」。

着席整理券を購入することで、三浦海岸・横須賀中央・金沢文庫・上大岡駅の各駅から、品川駅までの区間を必ず座って乗車することができる。月曜日から金曜日まで、三浦海岸駅発6時9分と、同駅発7時56分の2本が運行される。着席整理券は300円で、1カ月券は5500円となっている。

1日2本と本数こそ少ないが、過酷な朝の満員電車を回避し、必ず座れるとなれば、たしかに快適だ。ツイッターでは、

「乗車券以外に300円の着席整理券を買えば、確実に座ることができる。 いいな」
「これは早く導入してほしい 往復で1000円だとしても月2万ぐらいしかかからない 都内の狭くて高い家よりも地方で広くて安い家に住む人が増えると思う」
「自由に時間が使えるというのは良いですね。 疲れていたら寝れるし、仕事をしたいときはPC使ってできるし。いいですね」

と、良い試みだと評価するネットユーザーも多い。しかし、全席指定ではないため、

「指定席じゃない時点で、座席に荷物を置く奴とのトラブルが続出するに決まってる」
「乗客のモラル向上がなされない限り、席取りでトラブルが起きる」

などと、“席取り”におけるトラブルを心配する声も少なくなかった。

さらに、そもそも通勤ラッシュの電車に乗らなくてはいけない現状が問題だと考えるネットユーザーも。

「寧ろ『座れない電車に直面する日常』の方が問題だ。 単純に、ラッシュを避けるような時間の使い方をすればよい」
「それもいいんだが、これだけ通信インフラ整ってるんだし、在宅勤務促進して『通勤』自体を減らした方がいい」
「まぁ勤務地の近くに住めば全て解決やねんけどなぁ、というか勤務地という概念自体古い?」

など、日本の通勤スタイルや働きかたを問題視する提言も多かった。

一部報道では東武鉄道や京王電鉄でも、朝の時間帯の“必ず座れる電車”の運行を始める予定だという。2016年からは、追加料金を支払って通勤ラッシュを回避するということが当たり前となるかもしれない。
(奈波くるみ)

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