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箱根駅伝「全国大会に」提言に喝采

2016.01.08 FRI

噂のネット事件簿


「なんで関西の大学が出てないの?」というお正月恒例の疑問がなくなる日は来るのか ※この画像はサイトのスクリーンショットです
お正月のお茶の間を大いに楽しませた今年の箱根駅伝は、青山学院大学が圧倒的な強さで2連覇を飾った。大会翌日の1月4日、同大陸上部の原晋監督が「箱根駅伝を全国大会に」と発言し、これを巡って議論となっている。

毎年、スタートからゴールまでテレビで完全生中継され、20%台の視聴率を獲得する箱根駅伝。今や国民的行事と言っても過言ではないが、実は関東ローカルの大会だ。大会を主催するのは関東学生陸上競技連盟で、出場権があるのは関東1都6県および山梨県にある大学のみ。前年の大会で10位以内となったシード校に加え、当年の予選会に参加した49校のうち上位10校と、その他の大学の有力選手で構成される学連選抜の計21チームが箱根路を駆け抜ける。

そんな箱根駅伝で、今年は全区間をトップで通過する完全優勝の偉業を成し遂げ、昨年の初優勝に続き2連覇を果たした青山学院大。チームを率いる原監督が、1月5日付の日刊スポーツで大胆な私案を披露した。ここで提言したのは「大会のオープン化」「エンターテインメント性の向上」「高校、大学、実業団の対抗駅伝」の3点で、大会のオープン化について、原監督は、

「関東の大学の大会ではあるが、もう関東の枠にとどめておけない状況」
「全国の大学が箱根への強化を始めれば、地域活性化にもつながり、競技人口も増加する」(一部抜粋)

と述べ、「現在の20校にプラス10校は関東以外の大学を出場させる」と提言した。

これがネットで大きな話題に。ツイッターを見ると、

「何故、伝統を壊すの???」
「全日本があるじゃん」
「箱根に出たいなら関東の学校に進学したらいい」

という声もあるものの、

「これはすばらしい提言だと思う。箱根駅伝があるから有力選手が関東に集中するという構図は良くない」
「オープン化は是非やってほしい。九州や東北の大学が勝ったら胸熱だろ」
「青学 原監督よく言ってくれた‼ 箱根駅伝は全国大会にすべき」
「箱根ブランドは大きいんですよね。 だからこそ全国に門戸を広げても良いんじゃないかと思います」
「対象校を全国に広げることで、名実ともに日本全国民が注目する陸上イベントとするべき」

など、賛成の声が反対を大きく上回っている。また、

「出場校って全国じゃなかったんだ…」
「アレだけテレビで盛り上がってるから全国かと思ってたわ」
「関東の大学の大会だったんですね。 それすら知らなかった」

と、原監督の発言により、“関東ローカル”の大会だということを初めて知った人も少なくなかったようだ。実際には、運営の問題、大会が巨大化することの弊害ほか、様々な問題点が想像されるが、「我が母校がタスキを繋ぐ姿を見たい」という人は多いはず。さらなる人気を呼びこむために、オープン化を真剣に検討する価値は十分にありそうだ。
(金子則男)

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