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UFJが仮想通貨 ネットの反応は

2016.02.04 THU

噂のネット事件簿


「金融」と「技術」をかけ合わせた「フィンテック」という言葉も注目を集めている ※この画像はサイトのスクリーンショットです
三菱東京UFJ銀行が独自の仮想通貨を開発中であると、2月1日の朝日新聞が報じた。ネット上ではその動向に注目が集まっている。

報道によると、仮想通貨は「三菱UFJフィナンシャルグループ」の名称から「MUFGコイン」と名づけられたとのこと。スマートフォンで仮想通貨を取引するためのアプリもほぼ完成しているという。

多くの銀行では金融取引に関するデータをひとつの大型コンピュータに集約しており、そこに多大なシステム管理費を投じている。一方、仮想通貨は複数の小型コンピュータで分散してデータを管理する「ブロックチェーン」という技術を活用。この「ブロックチェーン」ではシステム管理費が少なく済むうえ、ひとつ大型コンピュータのみでの管理に比べ、ハッキングなどの被害を受けにくいという特徴がある。

三菱東京UFJ銀行は、大幅なコストカットとハッキング防止を狙い、仮想通貨を導入するという。まずは銀行内システムだけの運用のようだが、将来的には一般消費者への提供と円との交換も視野に入れているとのことで、ツイッターでは、

「これできたらかなり凄いな。ビットコインは持つ気にならないけど、三菱東京UFJお墨付きなら持ってもいいな」
「ついに邦銀が。今後の展開が楽しみ]
「日本と海外との銀行間送金が容易に実現できないなら。早期に期待したい」
「やっと重い腰を上げたか。 やろうとしてることはまだネットバンクの延長線上といったところ。 スマホだけで完結できるようにしてほしい」

と、銀行が発行する仮想通貨の流通に期待するネットユーザーも多かった。しかし一方では、

「他行が仮想通貨だしたらどうなるんや…多種多様な仮想通貨に利用者は対応できるとは思えへん(´・_・`)」
「三菱東京UFJ銀行が仮想通貨を開発中とか 理解していない顧客を狙った詐欺とか起きそう」

など、混乱してしまうのではないかとの不安の声も投稿されていた。

現在流通している仮想通貨といえば「ビットコイン」が知られているが、2015年には、世界最大のビットコイン取引所だった「マウントゴックス」のCEOがデータを改ざんし、顧客の預金を横領していた事件が発生。そういった影響もあり、仮想通貨というと少々怪しげなイメージを持つ人も多いだろう。銀行が発行する仮想通貨であれば、それなりの信用は得られそうだが、現金に取って代わるには少々ハードルが高そうだ。
(奈波くるみ)

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