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16球団拡大構想 賛否くっきり

2016.02.18 THU

噂のネット事件簿


サッカーのJ1は18チーム。野球ももう少し増やす? ※この画像はサイトのスクリーンショットです
日本球界は長らく12球団体制を続けてきたが、自民党の石破茂地方創生担当大臣が2月15日、16球団拡大に向けて前向きな姿勢を表明。これに対し、野球ファンからは賛否の声があがっている。

石破氏の発言は、2月15日に行われた衆議院予算委員会の中で登場した。自民党の後藤田正純氏が、地元の徳島県や南九州、沖縄県にプロ球団がないことを述べたうえで、16球団拡大に対する政府の姿勢を問いただすと、石破氏は「政府として検討する」と、回答。石破氏は「官主導ではなく民主導」と付け加えたが、地方創生担当相として拡大構想に前向きな姿勢を示した

唐突な感もある16球団拡大構想だが、これは安倍晋三首相が2014年から温めているプランだ。自民党の「日本経済再生本部」は2014年5月、成長戦略を示す「日本再生ビジョン」の中で、プロ野球の球団数を12球団から16球団にするという案を提示。「地域に本拠を置くプロスポーツチームの隆盛は、地域意識を高揚させ、さらに大きな経済効果も生み出し得る」と述べ、その有効性を説いた。

居住人口を考慮しても、12球団の所在地に偏りが見られることは疑いようのない事実だ。現在、東京とその近郊には5チーム(ロッテ、巨人、ヤクルト、DeNA、西武)が本拠地を構える一方で、日本海側や四国に本拠地を置くチームはゼロ。上述の日本再生ビジョンは、具体的に静岡県、北信越、四国、沖縄県を候補地としてあげている。

この案は、これまでなかなか生で試合が見られなかった地域の野球ファンにとっては、願ってもない話のようだ。ツイッターには、

「静岡県に球団できたら間違いなくそこを応援するよ」
「静岡市に球団が出来たら阪神ファンは辞めるつもりでいる」
「ぜひ現実化してほしい!沖縄、四国とかにあると楽しそう」
「四国にプロ野球チームを是非とも」
「北陸にも球団があってもいいと思うんだ」
「もし16球団構想で京都に球団やってくるならヤクルトファンは辞めるよ」

など、各地からラブコールが登場。また、

「個人的には、セパともに、東西4球団ずつ、計16球団ってのが理想だと思っている」
「16球団は理想! 東西南北なり4つのリーグに分けて各リーグの優勝チームでポストシーズンするべき!」

など、システムとして賛成する意見も出ている。

しかし、“野球離れ”が叫ばれるなかでの拡大構想に対しては、

「あんまり増やすとプレーの質が下がる気がするな」
「レベルの低い貧乏チームが増えて、活性化するはずがない …」
「12球団で 元気に出来ないのに 16球団って… アホらしいwww」

と、否定的な声も多く、なかには、

「政治が介入しちゃダメ」
「しかし、政府が検討することなのか?」
「何で政府が関係あるんだ? プロ野球って国営か?」

というコメントも。仙台で誕生した楽天や、札幌に移転した日本ハムは地元の支持を集めているだけに、成功のカギはあくまでも“政府主導”ではなく、“地元の熱意”。この16球団拡大構想、ファンの間でも今後議論は続きそうだ。
(金子則男)

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