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反いじめ「キスマーク」運動に賛否

2016.03.01 TUE

噂のネット事件簿


海外SNSでは賛同者が続出。アイスバケツチャレンジの時と同様、日本でも流行する? ※この画像はサイトのスクリーンショットです
いじめに反対する団体「Bystander Revolution」とアメリカの化粧品会社「Tarte Cosmetics」がタッグを組み、2月中旬から行っているいじめ撲滅キャンペーンが、SNS上でじわじわと広がりをみせている。

キャンペーンへの参加方法は、手の甲に口紅などでキスマークをつけ、その手で口を覆ったセルフィー(自撮り画像)を、Instagramにハッシュタグ「#kissandmakeup」をつけてアップするだけ。このジェスチャーは、ネットいじめ被害者をサポートし、“愛”を示すことを意図している。ポジティブなコメントを付けて友人にタグ付けすることも推奨しており、「@tartecosmetics」「@BystanderRevolution」も付けると、2団体がシェアするという。

海外メディア・ ADWEEKによると「Tarte Cosmetics」のCMO・Candace Craig Bulishak氏は、自社のInstagramにネガティブなコメントが見られることから、同様の被害に遭っている人たちのために会社として行動を起こさねばと考えたとこのこと。最初は少数のメイクアップアーティストらのセルフィーからスタートし、すでに1万5000人以上が参加。なかには、クロエ・モレッツなどの著名人もいる。

ネット上のいじめという、見えにくい問題を顕在化させた今回のキャンペーン。日本でも支持する人は多いようで、Twitterには、

「このタグマジ? ネットいじめとか無くなって欲しいですわ、ガチで」
「素敵 私もやろーっと」
「コスメブランドが発端というのがいいね」
「いい流行だ」
「いじめの正体とは“空気”。形がどうあれ、いじめ撲滅の運動の一環として形が見えるモノを記すというのは悪くないと思うね」

などのコメントが投稿されている。ただし、

「いじめ撲滅はいいけど、
どうしてこういう形になった?」
「で?マークを着けて投稿するだけ? 具体的な行動力を起こさないなら見て見ぬふりしてるのと同じ」
「ネットいじめをやめよう!に対してなんで手の甲キスマークってアクションになるのか全く理解できねぇ…。 俺がにぶいだけか?」

と、キャンペーンの参加方法に違和感を覚える人は少なくない。また、過去にALS(筋萎縮性側索硬化症)を支援するためとしてSNS上で大流行した「アイスバケツチャレンジ」を思い起こし、

「本当に考えてやる人はどれくらいなんでしょうね。( ・ω・) 氷水を思い出しますが…」
「アイスバケツチャレンジと同じで何も意味無いだろ ホントにイジメを無くしたいならどっかの誰かさんみたいにそういうのが無くなるようなシステムを頭を使って考えるべき」

という声も。

「ネットいじめ=悪」というイメージを醸成するための試みだが、こういった運動に賛否両論はつきもの。今後、日本で広まるかどうか。
(花賀 太)

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