偶然の一致かはたまた“仏”が導いた奇跡か

仏教界からの教え 汚い言葉を使うのは「不悪口」

2016.04.21 THU

噂のネット事件簿


不悪口? 不悪句? どちらにせよ英語圏では使わないのが賢明
英語を覚えたての日本人(主に男子)が、意味も分からずに使いたがる単語のひとつが魅惑の放送禁止用語「F××K」。ところが、そういった汚い言葉を戒める言葉が仏教界に存在することが判明し、その偶然の妙に感嘆の声があがっている。

発端となったのは、東京・四谷で「坊主バー」を営む僧侶が4月19日につぶやいた、

「仏教には汚い言葉を使ってはいけない、綺麗な言葉を使いましょうという教えで『不悪句(フアック)』というものがあります」(一部抜粋)

というツイートだ。一見、ネタのようなツイートだが、仏教界には日々の暮らしの中で心がける「十善戒」という教えがあり、

「不殺生(ふせっしょう)=故意に生き物を殺さない」
「不邪婬(ふじゃいん)=男女の道を乱さない」
「不慳貪(ふけんどん)=欲深いことをしない」

など、合計10個の「不○○」という戒律があるのだそう。そして十善戒には、

「不悪口(ふあっく)=乱暴な言葉を使わない」

という1項が含まれている。

英語のなかでも一二を争う“乱暴な言葉”と、仏教の「乱暴な言葉を使わない」という戒律を示す単語の発音がほぼ同じであるという事実は、多くの人を驚かせたようだ。ツイッターには、

「よく出来たネタだなあと思って調べてみたら本当にあるらしい」
「調べてみたらほんとにあるみたいね、不悪口」
「ネタかと思ったら、本当にあるのか!?なんてこったい!不悪口!」
「絶対嘘だと思って調べてみたら、見つかってしまった時の衝撃……、まさにファック、もとい、不悪口」

といった声があがっており、

「綺麗な言葉使わない奴はマジ不悪句」
「これからは口が悪い人に対して気軽に不悪句YOUって言えます」
「不悪句 憂」

と、さっそくこれをネタに“使いこなす”人も登場している。ただし漢字表記はどうであれ、外国人の前で口にするのは避けたほうがよさそうだ。

(金子則男)

取材協力・関連リンク

関連キーワード

注目記事ピックアップ

 

編集部ピックアップPR

ブレイクフォト