ディープラーニングは人の気持ちも理解可能?

質問サイトにAI参入! ロボットに恋愛相談する時代に

2016.04.28 THU

噂のネット事件簿


機械に恋愛相談──「技術の進歩」なのか「世も末」なのか…
人間関係や恋愛関係など、正解を出すのが難しい悩みをぶつけるのにピッタリなのがインターネットの質問サイト。投稿した質問に対して、不特定多数の人から多様な回答を得られるのが魅力だが、質問サイトのひとつ「教えて!goo」が、AI(人工知能)が回答するサービスを始めることを発表し、話題となっている。

「教えて!goo」はNTTレゾナントが提供しているサービスだ。これまではユーザーが出した質問にユーザーが答えてきたが、同社はNTTのAI技術を活用して独自の手法を開発。新サービスは、悩みや恋愛などの人生相談に対してAIが回答するというもので、質問の内容をディープラーニング(深層学習)で理解し、最適な回答を提示するという。まずは「恋愛」ジャンルを第一弾のサービスとして、8月を目標に提供する予定だ。

“ディープラーニング”という単語で思い浮かぶのは、3月に行われたコンピューターと囲碁のプロ棋士との対局だ。囲碁界では「コンピューターはトップクラスのプロ棋士には勝てない」というのが定説だったが、実際には、Googleのディープラーニングシステム「AlphaGo」が、世界最強クラスのプロ棋士を撃破。世界中に衝撃を与えたばかりだ。

そんな衝撃的なAIの前例が出た直後での、「AIによる恋愛相談」の登場に対し、ツイッターには、

「面白い試み。ベストアンサーにどれくらいなるのか気になるところ」
「私情を挟まないのなら、人工知能の方が人間よりもまともな回答をするかもしれない」
「要するに『背中を押してもらいたい』と言うのが質問者の求めているモノだからAIでも事足りる」
「恋愛相談に対する解答パターンは人間でもだいたい3パターンくらいだから難しくないかもしれないw」

など、受け取り方は様々だが、このサービスを支持する声があがっている。しかし、人情の機微に触れる「恋愛」というジャンルだけに、

「恋愛経験のないAIから回答をもらう屈辱」
「AIの助言のせいで失恋したら、その怒りはどこに向ければ良いのだろうか?w」
「適当に返されそうで怖いw」
「どうせどちらとも取れる回答をするんだろう」

と冷ややかにみる意見も登場。「恋愛に正解はあるのか?」という永遠の悩みを解決するのはAIとなるか?
(金子則男)

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