名門「アメフト部」から「チクワ部」に?

法大アメフト部監督の「チクワ売りつけ事件」に唖然

2016.05.14 SAT

噂のネット事件簿


「ちくわぶ」は小麦粉をこねて固めたもの。「チクワ」とは全く別物 写真:Nutria / PIXTA(ピクスタ)
法政大学のアメリカンフットボール部で使途不明金問題が発生。「監督が部員にチクワを売りつけていた」と報じられ、ネットで話題となっている。

法政大学のアメリカンフットボール部「トマホークス」は、大学アメフト界きっての強豪チーム。「トマホーク=斧」がシンボルマークの法大アメフト部は、大学日本一を決める甲子園ボウルでこれまで5度日本一に輝き、1994年から関東学生フットボール界で8連覇を果たすなど、同大を代表する運動部だ。しかし、5月8日付けのスポーツ報知で、監督が辞任する意向を示したこと、数千万円の使途不明金があったこと、ずさんな会計処理があったことなどが報じられた。

そしてスポーツ報知は5月11日、第2報として冒頭に述べた“チクワ事件”について報じた。同紙によれば、監督らが「練習後に部員らに対し、チクワや缶詰などを食事として数百円で売っていた疑い」があり、大学関係者からは「部員への食品購入は『強制に近いものだった』」との証言も出ているとのこと。仕入れ値と売値の差額分が使途不明金の一部となった可能性があるという。

大学の運動部といえば、しごきや体罰、いじめなどが表面化することはあったが、「チクワを売りつける」とは前代未聞の事態だ。それゆえ、この件はネットでも大きな話題となっており、ツイッターには、

「勿論のこと極めて不適切な行為なのではある。が、なぜか不謹慎なことにクスッと笑ってしまう」
「カロリーメイトとかプロテインならまだしも…なぜちくわ?」
「こりゃ『ちくわでも食っとけ』とか試合中めちゃめちゃ野次がとぶだろうなぁ」
「部員の皆様には申し訳ないんだけど、『ちくわ強制』って(笑)」
「これほどセコい権力の濫用もなかなかない」

といったコメントが寄せられている。そしてもはや不可避というべきか、ツイッターユーザーからは、

「これが本当のちくわ部」
「アメフト部 じゃなくて チクワ部」
「法政大学ちくわ部のニュースでずっと笑ってる これしばらく他の大学から野次られそうだな」

など、「アメフト部」と「チクワ」を掛けたり、おでんの具の「ちくわぶ」を思い浮かべたりと、「チクワ部」という言葉を使う人が続出。被害にあった部員にとっては笑えない事件だが、「チクワ」のインパクトはあまりにも強く、法大アメフト部が「チクワ部」のイメージを拭い去るには、時間を要することになりそうだ。
(金子則男)

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