「ほぼ」とは何が違うの…?

最近よく聞く「ほぼほぼ」問題 不快、大嫌いの声も

2016.07.03 SUN

噂のネット事件簿


「ほぼほぼ」はあり? なし?
いつの時代も、生まれては消えていく新語。近年だと「ワンチャン」「それな」「とりま」など、日々新しい言葉や表現は生まれているが、そのひとつとして「ほぼほぼ」が注目され、その是非を問う議論がネットで盛り上がっている。

6月30日付の朝日新聞に、「『ほぼほぼ』、ほぼほぼ定着?新表現から見える今とは…」という記事が掲載された。これは、最近耳にする機会が多い「ほぼほぼ」という表現について、街の声や専門家の意見を聞いたもの。記事によれば、確認された“最古の例”は1998年8月にあるブログに登場したもので、『三省堂国語辞典第7版』には、「ほぼ」の注釈に「俗に、重ねて使う」と記されているという。

「ほぼほぼ」がどれだけ世間一般で広く使われているかは、ツイッターをみれば明らかだ。「ほぼほぼ」を含むツイート数は、この1カ月間、1日あたり3000件台で推移しており、その使用法は、

「11日の夜勤がほぼほぼ確定。夜勤だと押さえてた12日の朝の飛行機に間に合わない…」
「今日はほぼほぼタダ働きだったな(-_-;) ま、投資したと思うことにしよう」
「電波悪すぎて…昼休みはほぼほぼゲーム出来ない…」

といった具合。 ニュアンスの違いはあるのだろうが、「ほぼほぼ」と「ほぼ」は、ほとんど同じ意味で使われていると考えて差し支えなさそうだ。

前述のとおり、“俗に”と但し書きが付いているとはいえ、一部の辞書にも掲載されている「ほぼほぼ」だが、日常生活で使う時には注意が必要なようだ。上述の記事をきっかけに、ツイッターでは「ほぼほぼ」が話題になっているが、

「自分も結構使ってますね」
「めっちゃ使うな……」
「いつの間にかワシも使うようになってたな」

という声がある一方、

「使われると結構イラッとくる」
「これ使ってるとバカっぽいよなあww」
「個人的には大嫌いな言い回しで、『ほぼほぼ』が出てきた瞬間に怖気が走り以後の話しは聞こえない」
「ほぼほぼなんて言葉使うひと、仕事できなそう」
「これを多用する社員が居るんだけど、聞いているとだんだん不快になってくる」

など、嫌悪感を覚える人は確かに存在する。使う相手と場所を選んだ方がよいのかも?
(金子則男)

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