NHK『バリバラ』が斬り込む

「障害者=感動」は必須?24時間テレビの裏番組が話題

2016.08.03 WED

噂のネット事件簿


『バリバラ』の番組コンセプトは「みんなちがって、みんないい」。これまでにも「障害者の性」など、数々のタブーに斬り込んできた ※この画像はサイトのスクリーンショットです
NHK Eテレで毎週日曜19時から放送されている“障害者情報バラエティ”『バリバラ』。この番組が、8月28日の放送で「検証!『障害者×感動』の方程式」という内容をテーマにすることが、注目を集めている。

『バリバラ』は「感動するな!笑ってくれ!」というコンセプトで2012年4月にスタート。今年4月からは、障害者に限らず、「生きづらさを抱えるすべてのマイノリティー」の人たちにとっての“バリア“をなくすための番組にリニューアルしている。

28日の放送内容が注目を集めているのは、『24時間テレビ』(日本テレビ)の裏番組となるタイミングだから。『24時間テレビ』の枠内では様々なプログラムが放送されるが、今年の目玉のひとつは加藤シゲアキ主演のスペシャルドラマ『盲目のヨシノリ先生~光を失って心が見えた~』。網膜剥離を発症して視力を失った熱血中学校教師の“夢”を描くドラマだという。

このような『24時間テレビ』がフィナーレに向かおうという時間帯に、『バリバラ』では「障害者が出るテレビ番組=感動できる」というイメージに疑問を投げかけた討論を実施する予定。

「なぜ世の中には、感動・頑張る障害者像があふれるのか?」
「障害者を描くのに感動は必須か?」
「チャリティー以外の番組に障害者が出演する方法は?」

などのテーマで、ツイッターで意見を募集しながら、「みんなで『障害者の描き方』を考える」という。

これに対してTwitterには、

「面白い。NHKの障害者番組は攻めてるからなぁ(^^)」
「いいぞNHKもっとやれ!
障害者を使った感動の押し売りはマジでウザいんだよ!」
「NHKの番組、いいね。いい加減日テレの番組の空気はなんとかした方がいい。ものすごい閉塞感、異臭の類を感じる。障害者を普通に扱う事を考えるべき。いい奴もいれば悪い奴もいる」

と、NHKの“攻めの姿勢”を評価する声が続出しているところ。しかし、障害者がスポーツなどに挑戦する内容に対して

「純粋に競技として面白いし、選手たちの熱いプレイに興奮するだけなんだけどなあ」

など、『24時間テレビ』の放送内容を評価する声も投稿されている。

賛否両論あるものの、「障害者×感動」というテレビコンテンツのあり方を考えるきっかけになることは間違いないだろう。
(花賀 太)

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