少年の日の想いよ、再び!

ちょっと不思議なインテリア宇宙時代のアリ観察キット

2004.07.15 THU

子供のころ、夏休みの自由研究でアリの観察日記をつけた方も多いのでは。アリがせっせと穴を掘る。わくわくしながら覗き込む。しかし、土の中までは見えないので、巣全体がどうなっているのかはよくわからない…。

そんな少年の日の悩み(?)を解決してくれる商品がある。アント(アリ)+アクアリウム(水族館)で「アントクアリウム」。まさに水族館さながらの青く透き通ったジェルは、NASAの技術をベースに開発されたもの。2000年にはスペースシャトルに持ち込まれ、科学者たちが無重力状態でのアリの生態を観察したという。無害で栄養分も含むため、エサの代わりにもなる。

東急ハンズ新宿店によれば、20~30代の男性がインテリアとして買っていくケースが多いらしい。実際に購入した人は「最初にアリを捕まえるのが意外と大変なんですが、巣作りはとにかく見ていて飽きません。仕事から帰ると、30分ぐらいぼーっと眺めていますよ」(26歳・男性)と話す。

このアイデア商品、製造元はイタリアのGLOBUS社。日本での販売を担当している、アウトライドブランドシップビルダーの早川さんは言う。

「昨年6月の発売以来、すでに7万本を出荷しています。最初は全国のインテリアショップなどに置いていたんですが、口コミで人気が広がったようです。ホームページで観察日記をつけている方もいますよ」

なるほど。人気の理由は何ですか?

「やはり、アリの生態が人間に似ているからでしょうか。容器に入れられたアリたちは、まずミーティングをします。その後、チームワークで穴を掘り始めるんです。アリの寿命は通常6カ月から1年。もちろん、種類や個体差にもよりますが」(同氏)

このブームに乗って、宝島社からアリの生態や捕まえ方のポイントなどを解説したガイドブック(アントクアリウム本体付き)も発売された。オフィスの机に置けば、勤勉に働くアリに触発されて仕事の効率も上がるかも?

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