大人の“男の子”が夢中になってます

側転、バク転もやってしまう2足歩行ロボット12万円也!

2004.08.05 THU

ソニーのアイボはSFの世界にいたロボットを一般家庭へもたらした。けれど、アイボはペット型の4足歩行ロボット。ロボットの王道は人間型の2足歩行ロボット、という人は筆者だけではあるまい。2足歩行ロボットではホンダのアシモとソニーのキュリオが有名だが、残念ながら、どちらも市販されていない。アシモは法人向けにレンタルされているが、年間基本レンタル料はなんと2000万円! キュリオは発売されれば高級車1台分の値段といわれている。

一般人にはとても手の届かない存在に思えるが、あきらめるのはまだ早い。12万円(税別)で買える高性能の2足歩行ロボットが登場したのだ。その名は“KHR‐1”。ソニーでもホンダでもない、近藤科学というラジコン部品メーカーが作ったロボットだ。秋葉原にある日本唯一のロボット専門店、「ツクモ・ロボット王国」へ、そのデモンストレーションを見に行った。

KHR‐1はケーブルむき出しの姿で、ルックスはちょっと無骨。けれど、そのアクロバティックな動きには目を見張らされる。寝ころんでから起きあがったり、逆立ちしたり、さらには側転、バク転までしてしまうのだ! アシモのような外界認識機能などはないが、俊敏な動作は見劣りしないかも…。動作のプログラミング法も格段に簡単になっており、今まで数時間かかっていたことが数分~数十分でできるという。KHR‐1は組み立て式だが、ハンダづけは不要。中学生でも2~5時間程度でできるそうだ。今までならこのクラスのロボットを自作するには40~50万円かかっていた。「作りたくても手が出なかったものが、この値段なら…ということで、今回初めてロボットを買うというお客さんもたくさんいます。ロボットは大人の“男の子”の趣味ですね」(ロボット王国・荒井店長)。

アイボが女性向けロボットだとしたら、KHR‐1はロボットアニメを見て、子供のころから抱いてきた男の夢を実現するロボットというところだろうか。

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