入浴剤についてくる「浴玩」がブーム

少年時代がよみがえる!浴玩は現代のタイムマシーン?

2004.08.26 THU

最近新ジャンルを築きつつあるおまけつき入浴剤「浴玩」をご存知だろうか。子供だけじゃない、オトナ心もがっちりつかんで離さないと一部マニアに好評だ。でも、なぜ入浴剤におもちゃなんだろう? 浴玩の元祖は2002年3月にバンダイが発売した浴用化粧品「びっくらたまご 海のなかま」シリーズ。このびっくらたまごの開発秘話をバンダイの広報担当者はこう語る。

「営業社員が、石鹸の中にフィギュアが入っている面白い輸入雑貨を見つけたんです。そこで『石鹸を入浴剤に変えて商品化できないか?』と考えたのが始まりです」

全長6cmの卵型の入浴剤の中心部にはイルカなどのマスコットが入っていて、入浴剤が溶けると水面に浮かび上がる。これが大ヒットとなり、今ではアンパンマンのシリーズを中心に累計販売数は1000万個を突破。「入浴剤とおもちゃ双方に力を入れています」(バンダイ広報)。入浴剤の香りも豊かでリラックスできる本格派。思わず長風呂になってしまう。

浴玩は、お風呂にも思い出にも「浸っちゃおう」というのがコンセプト(ってだじゃれかよ!)。たとえば、「世界の戦艦」シリーズ02(タカラ)は潜水艦などのミニチュア(全20種)がおまけ。10分の1の確率で入っているレア物には特製の小型水中モニターがあり、別のおまけに取り付けるとお風呂に浮かべて楽しむこともできる。「黒潮の香り:マリアナ諸島の湯」は大海原をイメージした青色、浮かべたフィギュアを見つめているだけで自宅のお風呂がでっかい海洋に見えてくるから不思議だ。「奇想天外兵器」(タカラ)のおまけは幻の戦闘機などの精密な模型(全14種)。一つ買うと、もう一つと思わず手が伸びる。レア物なんていわれると出会うまで追い求めたくなる心理をうまいことついている。

少年時代に戻れる現代のタイムマシーン「浴玩」。少子化で縮小する玩具市場を救うのはあなたかも?

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