臭わない靴下まで開発!?

夢の最先端テクノロジーナノテクってどんな技術ナノ?

2004.11.05 FRI

ナノテクって何ナノ? なんておやじギャクが無意識に口からこぼれて冷や汗ビッショリ、なんてことが他人事でなくなる我々R25世代、自重したいものである。

で、本題はおやじギャグではなくてナノテクのほう。「ナノテク」って、何ナノ?

ナノテクとはナノテクノロジーの略称で、100ナノメートル(nm)未満のサイズの物質から製品を作る科学技術。ITや医療、エレクトロニクスなど様々な分野での応用が期待されている。1nmは10億分の1m。髪の毛の太さの約10万分の1、赤血球の1000分の1の原子レベルである。

ナノテクが画期的である由縁は超微細スケールの物づくりにあるだけではない。ナノの世界では、例えば電気を通すはずのシリコンが絶縁体になったり、カーボン(炭素)が鉄より強靭になったりするなど、物質の特性が変化するという。つまり、ナノテクは、超微細スケールで物資の性質を変化させ、従来の不可能を可能に、そう、まさに夢を現実にする科学技術ナノである。

ナノテクがどのように実用化されているのかというと、大抵の物質をはじくナノ粒子を布地に混入して、なんと“汚れにくい服”が誕生した。さらに、カーボンナノチューブを混ぜた樹脂は強く押すとへこむがすぐ元通りになる、という特性を生かした自動車のフェンダー。さらにさらに、敷くだけで鮮度が長持ちするという野菜・果物の鮮度保持シート。まだあるぞ驚くな。アメリカではナノ粒子を混入した臭わない靴下の開発が進んでいるというのだっ!

え? 前振りより話が小さい?

ナノテクの概念が提唱されたのは1974年。我々R25世代同様まだまだこれからナノである。ナノテクを応用した超高性能太陽電池、超高速コンピュータ、副作用のない癌治療法などの研究開発が世界中で進められている。日本経団連は2010年の関連市場規模を約27兆円と予想。ナノテクは日本経済再生のカギを握るともいわれる最先端技術ナノである。

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