夢の魔球と、豪速球のコンビネーション

西武・松坂の投球も再現!最強ピッチングマシン、誕生

2005.01.13 THU

「カラオケも飽きたし、たまにはバッティングセンター行こうか? これでも甲子園目指してたんだぜ、オレ」とか何とかいって、彼女にいい格好を見せようと企んでいる一部の読者に悲しいお知らせです。このたび、史上最強のピッチングマシン「知的ピッチングマシン」が開発され、じきにバッティングセンターなどにも納入される運びだそうです。実験段階で対決した現役バリバリの高校球児ですら、その繰り出すボールにキリキリ舞いするほどらしく、そんなマシンがバッティングセンターにやってきた日には…。

数少ない“ええカッコ”シチュエーションを奪われる危機に瀕した筆者(野球歴15年)は、さっそく開発を担当した金沢大学工学部・尾田十八教授に話を聞いた。

このマシンの最大の特徴は「人工知能」を持っており、人間の脳細胞の“学習・記憶・推定”機能をまねてシステムが組まれていること。3つのローラと縦横の2つの回転角をつける箇所の計5つのパラメータを変化させることで、どんな速さのボールを、どんな球種で、どのコースに投げるかを学習していくらしい。う~ん、難しい…。乱暴にいえば、情報を蓄えながら様々な球種を勝手に覚えていくということ。

「松坂(西武)、上原(巨人)、ダルビッシュ(北海道日本ハム)の3人の球種を併せ持つピッチャーを再現することも可能です。また、人間が投げられない変化球を投げさせることもできるかもしれません」(尾田教授)と最強を冠するにふさわしい。

実際に打席に立って「知的ピッチングマシン」と相対してみた。ヘルメットを被り、バットを構え、振っちゃダメといわれつつも打ち崩す気満々。でもストレートは158km/h、スライダーもキレまくり、手が出ませんでした。ま、振っても当たりませんって。はぁ…惨敗っす。

当面はプロや社会人の練習用として出される予定で、僕らが対戦できるのはまだ先になりそう。とりあえず素振りくらいはしておこうかと思います。

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