渋滞のイライラも消える日が来る!?

地球600周分の道路情報を持つ通信カーナビシステムとは?

2005.02.10 THU

せっかくのドライブなのに何の因果か大渋滞。抜け道を行こうにもそっちが混んでないなんて保証はないし…。カーナビに渋滞情報が流されるようになって精神的にだいぶ楽にはなったけど、主要道路しかカバーしてないんだよね。都心の道路事情を考えると、もう少しキメ細やかな案内がほしいよなあ~。

そんな悩みへ差しこむ一筋の光明。それが「フローティングカー情報サービス」である。これまでの渋滞案内は、道路交通情報通信システムセンター(VICSセンター)が、道路に設置した車両感知器などを使って収集した情報を一方通行で車に配信する方法をとっていた。これに対して「フローティングカー」は、通信機能を持った個々の車が渋滞情報を収集。集めたデータをみんなで利用できるサービスの仕組み。カンタンにいえば、みんなで協力してより早く目的地へ着く道を教えあおうってことですね。

このシステムを実際のサービスに世界で初めて取り入れたのがホンダ「インターナビ・プレミアムクラブ」のプレミアムメンバーズVICSだ。現在の会員数は約19万人。会員から集められた道路情報は、累積2500万キロメートル(!)。なんと地球600周分である。この膨大なデータをもとにした渋滞予測情報や抜け道情報を、入会すれば誰でも利用できるようになる。

「通信型カーナビには、最新ドライブスポット案内や店舗情報など様々なコンテンツがありますが、当社ではカーナビ本来の目的である『より早く車をナビゲートすること』を第一に追求しました。情報も車の性能の一部ですから」(ホンダ広報部)

なるほど、確かにその通り。通信型カーナビの登場によって、単なる道路案内装置から多彩な機能を持った情報端末へと進化しつつあるカーナビだが、やはり僕たちが一番求めているのは、ストレスなくスイスイと車を走らせるための情報なのだ。渋滞のイライラが無くなる。そんな日がいつか来ることを願ってやまない。

関連キーワード

注目記事ピックアップ

 

編集部ピックアップPR

ブレイクフォト