3月25日から始まる『愛・地球博』

今回の万博って、どうして「愛知」で開催されるの??

2005.02.24 THU

ついに開催まであと1カ月! と叫ぶほどには、正直あまり国民の関心を集めていないようにも見受けられる今回の『愛・地球博(愛知万博)』。ロシアから冷凍マンモスがやってきたり、あの超電導リニアモーターカー(の展示)が登場したりと、イベントとしての見所はなにげに盛りだくさんなのだが、特に首都圏にお住まいの皆さんにとっては「やっぱり、わざわざ名古屋まで出かけていくのは…」というのが率直な反応のようだ。

そもそも今回の万博はなぜ愛知で開催されるのか。やっぱり愛知が「愛を知る県(宮川匡代)」だからなんでしょうかね?

「今回の万博会場に愛知が選ばれた理由は、まず地理的にみて、愛知が日本のほぼ中心に位置しているということ、そして、織豊政権の昔から現代まで、産業技術のセンターとして機能してきた重要な拠点であるという点にあります。テーマである“自然の叡智”にも象徴される通り、人類が培ってきた知恵と技術を、地球全体のために活かす循環型社会の実現に向けた取り組みを考え、発表することが今回の万博の目的のひとつ。この点も、古くから平和的な技術を多数発展させてきた愛知が会場に選ばれた理由のひとつなんですよ」(日本国際博覧会協会広報部担当)

要するに、日本の歴史を振り返ると、愛知が東京・大阪にならぶ重要な拠点である、という点が万博開催地としての大きな決め手になったようだ。1851年にロンドンで開催された国際博覧会以来、世界各国で現在までに40回以上も開催されている万博。当初は、国威高揚を目的とする産業技術の展示会的な色合いが強かったが、あの大阪万博(70年)以降は、人類を超えた地球規模での共存共栄をテーマに掲げるものが主流となっているという。今、日本という国がどれほど地球のことを考えているのか、を確認する意味で、一見の価値あるイベントなのではないでしょうか。

関連キーワード

注目記事ピックアップ

 

編集部ピックアップPR

ブレイクフォト