ロボットと暮らす未来が見えてきた!!

「愛・地球博」はロボット博覧会だった!?

2005.03.31 THU

太古の昔から、勝手に動いて思い通りに奉仕してくれる、忠実な人造人間みたいなヤツがいたらなあ…という人類の夢想は様々な物語を生み出してきた。ギリシャ神話に登場するタロス、ゴーレム、ホムンクルスと続き、20世紀に入りチェコの劇作家カレル・チャペックの戯曲で初登場したのが“ロボット”なる造語。チェコ語で強制労働を意味する“ロボータ”が語源とされる。

日本でロボットといえば、ご存じ鉄腕アトムや鉄人28号、マジンガーZあたりがプロトタイプなわけだが、それぞれ自分の考えで動く自律型、リモコンで動く巨大ラジコン型、操縦者が乗り込むクルマ型に分けられる。その後のアニメなどに登場するロボットはほぼこれらのバリエーションで、大きさの差はあれど、いずれも人間型だ。

ちなみにブリタニカ大百科事典では、いわゆる人間型ロボットと、産業用ロボットは別々に紹介されている。作業の自動化・効率化を目的に開発されてきた高度な産業用機械は、人間に奉仕するという点ではまさにロボット。日本は、産業ロボットだけでなく、ホンダのASIMOあたりを見れば一目瞭然、世界でもダントツの人間型ロボット技術のトップランナーでもある。

で、現状日本のロボット技術がどのへんのレベルまで来てるのか実感できるのが、実は今回の「愛・地球博」なのだ。会場内には、実際に働く各種ワーキングロボットはじめ、実用化に至っていないものの将来性が期待されるプロトタイプロボットが65種、さらにパビリオン「ロボットステーション」には最新学説に基づいて動きを再現した恐竜ロボット(肉食・草食の2種)がステージを闊歩。アトムやドラえもんのようなロボットと一緒に暮らす世界だって、決して夢物語じゃないかも…なんて思えてくる。ロボ・ワンダーランドなのだ。

ちなみにこれらを主催・共催するNEDOさんは“テクノパーソナリティ”としてあの眞鍋かをり嬢を起用。うむ、なかなかわかってらっしゃる。

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