小さな命と言葉に癒されます

「食玩」ならぬ「植玩」で愛する人に「芽ッセージ」を

2005.04.14 THU

お菓子のおまけフィギュアの「食玩」、お風呂で楽しむ「浴玩」に続き、いま大人気なのが「植玩」だ。缶などに入った豆の種に水をやると5日程度で芽が出る。出てきた芽には特殊なレーザーで「ありがとう」「I LOVE YOU」といったメッセージが書かれてある。もらった人は芽が出て初めてメッセージを知る、というのが魅力だ。Eメールのスピーディーなやりとり全盛の現代に、待つ楽しみがキラリと光る。光と水を受けて日々成長する小さな命に癒される。

植玩が初めて日本に登場したのは昨年12月。製造元の韓国ではすでに昨年3月の発売開始から年内で100万個出荷のヒット。そして2月にタカラが自社商品「MA・MAIL(マ・メール)」を発売すると、ブームの種が一気にはじけて発芽した。東急ハンズやロフトで一躍人気商品となり、3月までに30万個を出荷した。

タカラ広報室の村山麻衣子さんは、ヒットの要因をこう推測する。

「食玩と浴玩は、お菓子や入浴剤に遊び心をプラスしてヒットしました。植玩は、植物を育てるときに人が抱く優しさやいたわり、愛情といった気持ちに、遊び心をプラスした商品です。優しさや愛情あふれる新しいメッセージツールとして、性別・年代を問わず楽しんでいただいています」

村山さんによると、受験生や受験生を持つ親が、「芽出たい」と縁起かつぎに買っていったり、バレンタインデーのプレゼントとして買う小学生も多かったという。

3月にはトミーも植玩を発売。こちらは卵をやぶって豆の芽が出てくるという遊び心に加え、メッセージが日本語とフランス語で書かれてあり、おしゃれ感がプラスされている。4月にはバンダイが動物フィギュア付きの芝生栽培キットを発売。玩具会社が植玩市場で一斉に芽吹いている形だ。

芽が出た後はつるが伸びたり花が咲くなど植物としても楽しめるという。植玩で大切な人に「芽ッセージ」を送ってみてはいかがだろうか。

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