国内外で地震が多発してるけど…

7.0と7.2では規模が2倍“マグニチュード”の意味は?

2005.04.27 WED

そろそろ東京にも…なんて疑いたくなるくらい、最近、国内外で頻繁に地震が起きている。去年は新潟でM(マグニチュード)6.8、年末には、スマトラ沖で未曾有の大災害になったM9.0、今年は福岡県西方沖でM7.0、つい1カ月前には千葉でM6.1…。生々しい映像でその被害の大きさが報道されているんだけど、そんな時に素朴なギモン。地震のニュースで必ず聞く「マグニチュード」とか「震度」ってナニ…?

調べてみると「マグニチュード」は、地震が発するエネルギーの単位で、今から70年ほど前、リヒターというアメリカの地震学者が考案したもの。だから、欧米では「マグニチュード」とは言わずに「リヒタースケール」と呼ばれることもあるそうです。でも、この単位、ちょっと不思議で、例えば、M4の地震がM2の地震の2倍かというとそうではない。なんと0.2大きくなっただけでエネルギー規模が2倍になるというから驚きです。要するにM7とM7.2ではたいして変わらない気もするけど、実は地震が発生するエネルギーは2倍というわけだ。さらにこれがM8になるとエネルギーはなんと32倍になる計算に。

一方、「震度」とは、ある場所での「地面の揺れの強さ」を表すもの。震度とマグニチュードの関係は、よく「部屋の電球と明るさ」にたとえられます。電球には「ワット」という値が書いてあって、この値が大きいほど電球は明るくなるよね。でも実際に部屋が「明るい」とか「暗い」と感じるのは、電球からの距離によって違ってきます。30ワットの電球でもすぐそばにいればとても明るく感じるし、100ワットであってもずっと離れていれば暗いと思うでしょう? つまりこれが地震でいうマグニチュードと震度の関係。たとえマグニチュードが大きくても、震源が深かったり遠かったりすれば震度は弱くなる。マグニチュードと震度の関係が分かったところで、グラッときた時の防災対策もお忘れなく。

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