ICチップ搭載「U-Zuカード」誕生記念!!

安全性&機能性UPが加速中IC技術がもたらす未来とは?

2005.07.28 THU

このところ、セキュリティ市場には様々な最新技術が続々と投入されてきている。指紋や静脈、声紋、瞳の虹彩などによって個人を認証するバイオメトリクス(生体認証)のシステムも本格的に導入・整備されつつあるし、ICチップ搭載カードも一般的になりつつある。たとえば、三井住友VISAカードの「U‐Zuカード」もICチップ搭載。年会費無料、総利用枠内でショッピングにもキャッシングにも使える。ICチップを埋め込むことにより、セキュリティ面でも格段に安全というわけだ。

このICというのは、Integrated Circuit(=集積回路)の略。小さなICチップの中に、CPU(Central Processing Unit=中央演算装置)、ROM(Read Only Memory=読み出し専用メモリ)、RAM(Random Access Memory=データ処理用メモリ)が組み込まれ、演算処理もできる。まあ極小コンピュータみたいなもので、ICチップは従来の磁気テープとは異なり、膨大な情報を記憶させることができる。しかも格納するデータは暗号化されていて、変造も解析も非常に困難。クレジットカードやキャッシュカードだけでなく、社員証や学生証など身分証明カードとしても広く使われるようになってきている。

また一方で、ICタグという技術もある。こちらは1mm以下のICチップ入り荷札。搭載したアンテナを通じて情報を読み書き可能で、バッテリを搭載せず超小型化したタイプや、より複雑なソフトを利用できるバッテリ搭載型もある。

ソニーによるICカード技術(FeliCa)を利用したSuicaなど、身近なところでもIC技術は生活に浸透しつつある。医療・薬品や食品、流通などの分野で利用が進めば、ICタグだけで2010年までに31兆円もの経済波及効果があるという試算もあるほど。今後はナノテク諸分野との技術交流も期待される。IC技術は、まさに小さな巨人といったところなのだ。

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