オタク検定から京都検定まで…

検定は実用から趣味の時代!?なぜユニーク検定が流行るのか?

2005.09.01 THU

90年代後半以降、不況による就職不安から始まった「資格・検定ブーム」。ところが最近、それほど就職活動に直結しないのでは? と思われるユニークな検定試験がやたらと目につく。ちょっと例に挙げるだけでも、「オタク検定」「時刻表検定」「ファーブル検定(昆虫に関する出題)」といったマニアックな知識を判定するモノ。「京都検定」を始めとする特定地域の歴史・観光・文化の専門知識を問うご当地検定モノ。チビッコには、週刊少年ジャンプの知識をはかるその名も「ジャン検」。さらにはテレビ番組化した「島田検定!!」(TBS)や「バカ検定」(テレビ朝日)などなど百花繚乱の様相を呈している。

問題形式は、その分野の専門知識がないとまず答えられないという通常の検定試験と同じパターンのものがほとんど。普段の生活に無縁な知識からの出題というのが、かえってマニア心をそそるのか異様な熱気に溢れているのが特徴だ。他に「バカ検定」に代表される心理テスト的なものや、クイズに近い形式のものに大別される。

さて、ユニーク検定とくれば、本誌「大人の合コン力検定」でもお馴染みの石原壮一郎氏に話を聞かないわけにはいくまい。

「ようは不安だと思うんですよ。今、自分の位置がどこにあるのかを知って安心したいという。それで得があるかといえば何もないものも多いわけですけど(笑)、いい点をとらなくても構わないという気軽さが受けているんじゃないでしょうか。就職に役立つ検定のプレッシャーからの反動といった側面もあるでしょうね」

景気もやや上向き、余裕がでてきたことも流行の要因としてあるのかも。ところで、サイトで例題を出している場合も多いので、自分の得意ジャンルと思っていた検定の問題を解こうとしてみたら、これが質問の意味すらわからない始末。わずかばかりの自尊心もコナゴナに! この妙な悔しさが、ついついユニーク検定に血道をあげてしまう原因なのかもしれません。

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