ギャルゲー用語から一般名詞に昇格か!?

今後、注目の恋愛キーワード?「ツンデレ」っていったい何だ???

2005.09.29 THU

どうやら「ツンデレ」が流行している気配である。突然、そういわれても困ってしまう読者も多いだろうから説明しよう。「ツンデレ」とは、「ツンツンデレデレ」の略語。すなわち、普段はツンツンしていて気が強いが、二人きりになると急にデレデレといちゃついてくる女子を指してこう呼ぶのである。

そもそもこの単語、18禁のギャルゲーマーたちのあいだから広がった。いわく「あのキャラはツンデレだね」、「俺はツンデレしか愛せない」といった具合。「ツンデレ」をメインテーマにしたギャルゲーも発売されヒットを飛ばしている。要は、萌え業界のローカル語だったのだが、近ごろは一般誌でも見かけるほどの浸透ぶり。なんと『現代用語の基礎知識2006』にまで載るという。確かに汎用性が高そうな言葉ではある。現実にそういう傾向を持った女子は比較的多そうだから。

ツンデレ愛好家たちは「ツンデレラー」と呼ばれ、「名前を与えられた種はアイデンティティに目覚め増殖する」という法則通り、ネット、学校、会社、家庭とあらゆる場所に現われはじめている。ツンデレラーたちは、「ツンデレ」の定義を拡大、分類を始め、熱心に議論を交わしているようだ。その様子は、探偵シャーロック・ホームズを研究する人々、シャーロッキアンにも似た学術性をも帯びはじめている。一気にブームが加速するのも時間の問題であろう。

ツンデレラーたちの気持ちはよくわかる。自分だけに見せる素顔。それは恋愛における優越感に他ならない。では、男が「ツンデレ」になってみてはどうか。これは男女共通、普遍的な恋愛戦術となりえるのではないだろうか。そういえば、昔の少女マンガでは、「第一印象最悪なアイツ、でも、そのうち優しさを発見して…」なんてパターンがよくあった。この新世紀に、いまだこんな物語が有効かは疑問だが、案外ベタに通じる気もする。「ツン」と「デレ」。メリハリの効いた波状攻撃に、相手は少なくとも無関心ではいられないはずだ。好きの反語は嫌いではなく無関心ですからね…。

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