せっかく税金を払ってるんだから

情報パラダイス「図書館」を上手に使いこなそう!

2005.10.27 THU

ある日、上司から「外食産業の業界動向を調べてくれ」と言われた。さて、どうする? ネット検索もいいですけど、そんなときに意外と「使える」のが図書館なんですよ。

たとえば、都立中央図書館(港区)では2年前から「ビジネス支援コーナー」を開設、司書に相談すれば企業年鑑や各種マーケティング資料を含む膨大な蔵書の中から目当ての情報を探してくれる。

「全利用者の約4分の1が仕事に関する調べ物が目的。そうしたニーズに応えようと始めたサービスです」(情報サービス課・奥村和広さん)。150万冊(一般開放されている25万冊以外は閲覧申請が必要)の蔵書以外にも、1万2000種の雑誌、1000紙の新聞が閲覧でき、5階の「東京室」には東京関連の行政資料・統計・地図などがズラリと揃う。

取材時には『小笠原新聞』というレアなエリア紙を発見、「野ヤギ退治に新兵器の電気柵登場!」などというステキなムダ知識も仕入れてみました。町の図書館のような貸し出しは一切行っていないものの、夜9時まで開いているのはありがたい。

また、先日刊行されたのが、一般ユーザー向けの利用ガイド本『図書館を使い倒す!』。著者の千野信浩さん(44歳)は経済専門誌『週刊ダイヤモンド』の記者だ。10年前、仕事で地方都市経済の現状を調べることになったとき、資料探しが難航。ところが、たまたま飛び込んだ図書館に知りたい情報はあった。以来、各地の図書館との深い付き合いが続いているという。

「図書館のいちばん大きな特徴は、書棚を眺めながら情報を“あいまいに”探せること。検索端末に入力したキーワードから漏れた本も含めて、ほしい情報の全体像がつかめるんです。面白い資料との意外な出会いもありますよ」(千野さん)

とりあえず駆け込んでみれば、資料探しのプロである司書がやさしく相談に乗ってくれるはず。学生時代以ライ(?)、ブラリーと行ってみては?

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