マツダロードスター、スズキスイフト

カー・オブ・ザ・イヤーを受賞したマツダとスズキが元気な理由

2005.12.15 THU

国内で新発売された乗用車から、天下一を決めるカー・オブ・ザ・イヤー。今年は『日本カー・オブ・ザ・イヤー』(以下COTY)でマツダロードスターが、『RJCカー・オブ・ザ・イヤー』(以下RJC)でスズキスイフトが、それぞれ栄冠に輝きました。

しかし、並みいる強豪を差しおいてマツダとスズキが受賞したのはなぜなのか? その理由をCOTY選考委員でもある自動車評論家の松下 宏さんにうかがいました。

まずは、89年のデビューから3代目となったマツダロードスターから。

「小さくて軽いボディや、手頃な価格を含め『誰もが運転して楽しい』というのが受賞理由。現在小さなスポーツカーはほとんど売られていないので貴重な存在です」

最近のマツダは元気な気がします。

「ロードスターに限らず、アクセラ、アテンザ、RX‐8とマツダらしさ=スポーティという個性がうまく打ち出せていますね。元々マツダは古くからドイツで売れていた日本車ブランド。欧州でもハンドリングが評価され、数々の賞を獲得しています」

ではRJCのスズキスイフトは?

「私個人としては『小さくて軽くて燃費が良くて安い車ほど良い。そのうえで室内が広くて快適ならなお良い』という車を一貫してオススメしています。スイフトはまさにそれ。しかも走りがいい」

マツダと同じく、スズキも元気です。

「今までスズキは軽自動車を流用したおまけ程度の小型乗用車しか作らなかったんです。でも2代目スイフトは、インド・中国・ハンガリーで生産する世界戦略車としてゼロから開発された。特に良かったのが欧州で行った足まわりのセッティング。スズキらしくリーズナブルだけども、走りがしっかりした車になった。やればできた」

ともにヨーロッパがキーワード?

「アメリカは別にして、これからは世界で通用しない車は、日本でも通用しませんね」

井の中の蛙では「日本一」にもなれないってことなんですねえ。

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