オモチャAIはここまで進化した!?

アナタの心を読み解くオモチャ「20Q TM」はかなり当たるゾ!

2005.12.15 THU

「アナタノ ココロ オミトオシ!」 こう高らかに宣言するのは、11月12日に国内販売が始まった電子玩具『20Q』。わずか20の質問に答えるだけで心に思い浮かべたものを言い当てる、手のひらサイズの人工知能ゲームだ。

本国アメリカでは正解率の高さが評判になり、昨年1月に発売されて以来、200万個を超える売り上げを記録。日本での販売に先駆けて公開された試験用ウェブサイトには、8日間で80万人がアクセスして合計100万件以上ものサンプルデータが集まった。それらを基に改良された日本語版20Qは、本家の英語版よりも高い76%の正解率を誇っているという。

早速使ってみたところ、これが本当によく当たる。「オット、ソウキタカ!」、「ソレッテヤバクナイ?」などと機械らしからぬ合いの手を入れながら、『犬』や『猫』はもちろん、『隕石』や『ニート』までを次々と言い当て、「ヨユウデスネ」とうそぶく始末。さすがに固有名詞まではカバーしていないようだが、試しに『R25』をお題にしてみると、「ソレハ“ザッシ”デスネ!」と見事に的中。そして、「ワタシノカチ!」なんてメッセージを誇らしげに点滅させたのだ。

もっとも、正解だけなら計算機にだってできる。20Qの魅力は、偶然飛び出す絶妙な“間違い”にあるのかもしれない。たとえば、『日本』を「コノヨニナイモノ」、『女のコ』を「キュウケツキ」、『人生』を「ユメ」と答える様は、アイロニーに満ちた風刺家の如し。『神』という難解なお題さえも、機械的に「ソレハ“ソンザイシナイモノ”デスネ!」と一蹴してしまうのである。

職場や飲み会で使えば盛り上がるには違いない。しかし、いかんせん思っていることを映し出す危険なツール。上司や恋人に対して「オニ」や「オモチャ」なんて答えが出たときのために、心の準備だけはしておこう。

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