クレイジーケンバンドもライヴで活用

携帯電話のバックライトってどれくらい明るいの?

2006.01.19 THU

先日、映画館へ行ったときのこと。照明が落ちた場内でスクリーンに映る予告編を眺めていると、視界の隅にぽわぁ、ぽわぁと光るものが…。その光源は客がマナーモードに設定するために開く携帯電話のバックライト。そういえば、最近の携帯は震災などの非常時に照明として重宝されるくらい明るいらしい。

昨年末に行われたクレイジーケンバンドの武道館コンサートでは、「ハーイ、携帯出して電源ONにして!」という横山剣氏の呼びかけで観客約1万人が一斉にバックライトを点灯。会場がメンバーも驚くほどのまばゆい光に包まれたとか。その時の明るさは、一体どのくらいだったんだろう?

調べてみると、明るさはカンデラを単位とする『光度』、あるいは、カンデラ/mを単位とする『輝度』で表されるらしい。

「光度や輝度は、人間の視覚に結びついた『心理物理量』。光の色や周りの光環境などによっても変化するので正確とはいえませんが、おおむねロウソク1本分の明るさが1カンデラです」(産業技術総合研究所・計測標準研究部門・齊藤一朗氏)

続いて、高輝度バックライトを開発しているオムロンに問い合わせてみると…。

「携帯電話の動画配信やテレビ放映などの高機能化に伴って、より鮮明でコントラストのよい液晶ディスプレイが必要になっています。当社で現在発売しているバックライトの輝度は、1万カンデラ/m。今年夏ごろからは世界で最も輝度の高い2万カンデラ/mタイプの量産を予定しています」(株式会社オムロン・企画室)

携帯ディスプレイの面積を4×5cmとすると、現行のバックライトでさえ1個あたりロウソク20本分。1万個の携帯に照らされた横山氏の瞳孔には、ロウソク20万本分に相当する光が飛び込んだんだから、そりゃあマブシイネッ!

CKBの皆さん、今年の夏からはさらに2倍もまぶしくなるそうですよ。ステージに上がるときには、くれぐれもサングラスをお忘れなく!

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