出社時の待ち時間がかなり軽減される!?

輸送効率をグンと向上させるエレベーターの新方式が誕生!

2006.04.13 THU

「ウチの会社のは、いつまで待ってもこないんだよなぁ…」なんて。ある程度大きなビルにお勤めの皆さんならば、毎日使うエレベーターに誰でも一度は、なんらかの不満を持ったことがあるはず。でも、その解消法については考えたことがないでしょ?というわけで今回は、エレベーターの“不満”を解消する、画期的な発明に関するお話。

なにしろビルを建てるときには、まずその設置場所から考える、というほど重要な存在であるエレベーター。利用者の待ち時間を少なくするには、台数を増やせばいいんじゃないのと思いがちですが、そうすると居住空間の面積が減ってしまい、ビル全体の効率が悪くなってしまうわけで。

ではどうするか? その答えとなりそうなのが先日、日立製作所が世界初の実証実験に成功した「循環型マルチカー」方式なんです!といっても、大半の読者にはチンプンカンプンだと思うので、説明します。

従来型のエレベーターが、上下直線的な動きしかしていなかったのに対し、ちょうど観覧車のようにカゴをグルグルと回していくのが循環型の特徴。2基分のスペースに、まさに観覧車のように複数の箱を配置できることから、輸送効率をグンとアップできるわけなんですが…。皆さんでもわかるとおり、そのままではどこかのカゴが停止すると、他のカゴもすべて停止しなければいけなくなっちゃう。すでに六本木ヒルズなどで導入されている循環型のエレベーターが、そんな感じですよね。

そこで、さらにひと工夫。今回発表された「循環型マルチカー」方式では、対となる2台のカゴごとに独立したロープを用意するなどの工夫により、全体の停止を防ぐことに成功した、というんです。この方式が実用化されれば、単位面積あたりの輸送力を従来型の2倍以上にアップできるとか。正直、待ってみないとその素晴らしさが実感できないですが、出社時や昼飯時のあのストレスが、今回の発明で一日も早く解消されるといいですねえ。

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