「土用の丑に鰻を食べる」の仕掛け人

これを話すとモテる!?平賀源内に関する10の小噺

2006.07.13 THU

土用の丑」といえば鰻。今年は7月23日と8月4日だ。このブームの仕掛け人は平賀源内だという説が有力で、贔屓の鰻屋から客を増やすためのアイデアを聞かれた際に思いついたとか。

源内といえば、静電気で火花を散らす装置 エレキテル で有名だが、それ以外にも数々のエピソードが。そんな彼に関する

話すとモテる小噺 をご紹介しよう。
(1)贔屓にしていた鰻屋とは神田にあった「春木屋」(関東大震災で焼失)との説が
(2)湯島で日本で初めて物産展を開催した
(3)石綿製の 火浣布 (燃えない布)、方角を測る 磁針器 、万歩計とほぼ同じ原理“量程器”、寒暖計などを発明
(4)エレキテルの見せ物興業で宣伝要員に芸者を起用した
(5)エレキテルの模造品を作った人を奉行所に提訴、日本初の知的所有権裁判を起こした
(6)エレキテルの実物は逓信総合博物館(千代田区)と平賀源内先生遺品館(香川県さぬき市)で展示されている
(7)オランダ語で鰻は「サイテヤーク」(割いて焼く)、饅頭は「オストアンデル」(押すと餡出る)だとまことしやかに吹聴した
(8)杉田玄白『解体新書』の序文を書いた
(9)歴代屁文化史『放屁論』を書いた
(10)戯作集『根南志具佐』『風流志道軒伝』はベストセラーになった

まさに八面六臂の活躍! しかし、数々の発明品は評判の割には売れず、晩年は山師呼ばわりされることもあった。平賀源内先生遺品館を運営する(財)平賀源内先生顕彰会の副会長、砂山長三郎氏は言う。
「玄白は源内の墓碑に 非常の人 という言葉を贈っています。一つのことに打ち込めばもっと大成したかもしれませんが、天才肌だけにそれができなかったんでしょうね」

源内によればエレキテルは「静電気の火花によって病気を治す」装置。しかし、同時に「効かなくても害はない」とも言っている。この記事の モテる もそれぐらいのニュアンスだとご理解ください。

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