10月の日本GP“ラスト鈴鹿”に弾み!

ホンダF1、39年ぶりの勝利!王国復活への第一歩となるか!?

2006.08.31 THU


ついにホンダが勝った! まれに見る大荒れの展開となったF1第13戦ハンガリーGPをジェンソン・バトンが制し、第3期F1活動で念願の初勝利を挙げたホンダF1。2000年のカムバックから苦節7年! 『君が代』が流れる表彰台の下で多くのチームスタッフが抱き合い、歓喜の涙を流していた…。

何しろホンダワークスチームとしての優勝は1967年以来、実に39年ぶり。ホンダエンジンの勝利という意味でも92年のオーストラリアGP以来だから、約14年ぶりに味わう美酒である。80年代から90年代初頭の“第2期F1”では、あのアイルトン・セナとともに無敵の強さを誇り、F1を席巻したホンダにとって、この1勝までの道のりは想像をはるかに超えるほど、長く厳しいものだったに違いない。

だが、世界の主要自動車メーカーが巨額の資金を投じてぶつかり合う現在のF1は、20年前のそれとは比較にならないほど競争が厳しくなっており、チャンピオンとなることはもちろん、1勝を挙げることすら容易ではない。例えば今季全18戦中、14戦を消化した現時点で勝ち星を挙げているのは、ルノーのアロンソとフィジケラ、フェラーリのシューマッハーとマッサ、バトンの5人。昨年もルノー、マクラーレン・メルセデス、フェラーリの3チーム以外は1勝もできていないのである。

今回のハンガリーGPではいくつかの「幸運」に恵まれた面もあり、今後、コンスタントに優勝争いに加われるようになるには、まだ課題の多いホンダだが、第2期F1の栄光を経験していないホンダの若いエンジニアたちが、この1勝で「勝利」の味を知り、内外のプレッシャーから少しでも開放されることは、今後の戦いのうえで間違いなく大きなプラスとなるはずだ。

鈴鹿での開催は今年が最後? ともいわれる10月の日本GPでは、ここに来てようやくニューマシンが完成した新チームのスーパーアグリF1とともに、ホンダの地元での活躍に期待したい。

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