売り上げ不振の打開策となるか

totoの賞金が国内最高の6億円に引き上げ! その意図は?

2006.08.31 THU

そういえば「toto」やってる? 「昔はやってたけど…」「やったことない」なんて人が多いのでは? というのも、売り上げが不振なのだ。初年度の売り上げは約600億円。その後、右肩下がりを続け、昨年度は約150億円にまで落ちている。なんで?

「調査によると、『予想がメンドくさい』『どこで売ってるのかわからない』『当たらない』という理由があるようです」(日本スポーツ振興センター・両角氏)

確かにメンドくさい。J1・J2の試合の中から指定された13試合の勝敗を予想する…なんてちょっとねぇ。

販売元である日本スポーツ振興センターも危機感を抱いたのか、改革に乗り出したようだ。3試合のゴール数を予想する「totoゴール3」を販売し、予想を簡単に。そしてコンビニやネット上での購入も可能にした。「どうせ当たらない」という声には、今まで最大2億円だった賞金を6億円にまでアップし、リターンを拡大。これは国内のくじ業界では最高額だ。

大幅な改善を試みたけど、変わるの?

「変わるとは思えません。実は本場イタリアのトトカルチョもシステムはtotoとさほど違わないんです。サッカー文化が根付いてない日本では、予想する試合を自分で決められたり、バーのような仲間で集える場所で売るなどしないと変わらないのでは?」(スポーツジャーナリスト・望月氏)

しかし、このような改革が難しい理由がある。というのもtotoは、議員立法によりスポーツ振興のために作られたもの。「ギャンブルっぽくならないように…」と法律によって規制されているのだ。

とはいえ、売り上げの低下が著しい今、これくらいの思い切りも必要なのでは。たとえ不利な試合でも、ひいきのチームには印をつけちゃう。そんな応援の意味でクジを買いたい人だっている。もっとサッカーを楽しめるようなシステムになればファンも喜ぶはず。カルチョの国にいた中田英寿氏に相談してみる?

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