いま、まさに乗ってたりして!?

東京メトロに新型車両登場で、旧型車両ってどうなるの?

2006.09.07 THU

R 25を熟読中のアナタ! もしかして、いま乗ってる最中だったりします? 東京メトロの新型通勤車両に。営団地下鉄が東京メトロになって初めて導入した新型車両「10000系」は、平成20年度開業予定の13号線(池袋~渋谷)での運行が決まっているが、この9月1日より有楽町線に登場したのだ。

はたしてこの新型車両、いったい何が新しいのか? 東京メトロに話を聞いてみると、「快適性、リサイクル性などを向上させ、デザインも先進的なものにしました」(広報担当者)とのこと。確かに、ガラス製の網棚(もはや“網”じゃないよ)や同じくガラス製の車内扉など、いままでの車両とはひと味違う近未来的な雰囲気をかもし出している。

「マニア的には警笛に注目です」というのは、電気通信大学鉄道研究会の田中彰典会長。「電車がホームに進入するときに鳴らすファーン!って音。電子式から、昔ながらの“トロンボーン笛”に変わりました。穏やかないい音でね、癒し系なんですよ!」

ところで、新型が導入されると古い車両はどうなるのか? 東京メトロによると、「他の路線に移動させます。有楽町線の従来型(07系)は東西線に引っ越し予定です」とのこと。一般的には地方鉄道への譲渡も多く、たとえば銚子電鉄では銀座線の旧型車両が現役だ。もちろん、他路線も例外ではなく、小田急のロマンスカーが地方で走るなんてケースも実際にあるそうだ。

さらに、海外へ輸出される車両もある。インドネシアでは東急線の車両が走行し、アルゼンチンでは旧営団丸ノ内線と名古屋市営地下鉄とが共存共栄。処分コストがかからず廃棄物も減らせる、というのが廃車輸出の理由だ。車両の引き取り手も多く、廃車輸出は増加傾向だとか。

メイド・イン・ジャパンの海外での活躍は喜ばしい限り。ただ、せっかくの旅行先で乗った電車内がいつもと変わらない風景だったら、ちょっと複雑な気分になっちゃうかもね…。 

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