“首都圏”とはどの県までか知ってる?

「関東地方」と「首都圏」さて、どっちが広い?

2006.09.28 THU

台風シーズンもそろそろ終盤。天気予報をチェックしているうちに、首都圏が思ったより広域をカバーしていることに気がついた。さてここで質問です。「関東地方」と「首都圏」では、どっちが広い?

辞書によると、関東地方は東京、神奈川、千葉、埼玉、群馬、栃木、茨城の一都六県。それに対する首都圏は、関東地方+山梨県の一都七県。首都圏の方が広かった!

この首都圏の定義の根拠となっているのは、昭和31年に制定された首都圏整備法。

“首都圏”をタイトルにした都市計画の対象地域がこの一都七県だったというわけ。ではなぜ山梨県だけ加えたのか。その理由を国土交通省にお伺いしてみたところ…。

「山梨県は交通、経済において東京と密接なかかわりがあるからでは。しかし首都圏の定義は同省内でも施策ごとに違います」

事実、同省の施策である“首都圏都市づくり研究会”では、東京、神奈川、千葉、埼玉、横浜市、川崎市、千葉市、さいたま市の1都3県4市が対象地域。本当に同省内でも違ってました(笑)。

ちなみに経済産業省および関東エリアを担当する関東経済産業局にも同様の質問をしたところ、「山梨県はかかわりからみて関東エリアと考えるのが妥当」としたうえで、「施策の中で“首都圏”が意味する生活圏、通勤圏、経済圏などの目的に応じて特定地域は異なる」という回答だった。

では逆に、同じ首都圏向け施策でも含まれたり含まれなかったりする山梨県では、県の行政上で混乱はないのだろうか。

「教科書には中部地方と記載されることもありますので、所属エリアがどこなのかは難しいところです。“首都圏”として山梨県が対象地域に含まれる施策があった場合には、それに応じて対応していますので、混乱はありません」(山梨県庁)

結局、「関東地方」と「首都圏」、どちらが広いのかという問いの答えは、辞書的には「首都圏」、例外も多々アリが正解!?

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