そもそも電磁波ってナンだ??

携帯電話の電磁波って体にいいの? 悪いの?

2006.10.05 THU

僕らの生活と切っても切れない携帯電話。便利になる反面、携帯電話が出す電磁波が健康に悪いのでは…と心配する方も多いはず。まず根本的な疑問。電磁波ってなんだ?

広辞苑によれば「電磁場の周期的な変化が真空中や物質中を伝わる横波」が電磁波。簡単に言うと、電気が流れて磁力が発生、その磁力で電気が発生、またその電気で…と、電力・磁力の組み合わせが波として進むこと。学生時代の理科の実験(コイルに電気を流し、磁力を発生させる。または、コイルのなかで磁石を動かし電流を起こす)を思い出すとイメージしやすい。しかし、大事なのは定義ではなく“電磁波は総称”だということ。たとえばX線、紫外線、赤外線、テレビ・ラジオの電波…これらぜーんぶ電磁波。さらに可視光線も電磁波なので、今R25を読んでいるのも電磁波ありき。では携帯電話の電磁波はなにか。通信系ニュースで800MHz、1.5GHzという数字を見たことがある方もいるはず。実はこの数字は携帯電話の電磁波がマイクロ波だということを示しているのだ。

話は戻って健康への影響。X線・紫外線の仲間と聞くと遺伝子への影響が心配になるが、マイクロ波は非電離放射線といって遺伝子を傷つける力はない。また熱作用、つまり電波による体温上昇で火傷など体組織の変質を起こすかというと、これには「SAR値」という国際基準がある。電波が人体に影響を与えないよう定められたもので、2.0という値が目安。SAR値は各キャリア・メーカーのサイトで知ることができ、WHO(世界保健機関)の「国際基準値より弱い電波によって健康に悪影響が発生することを示した研究成果はない」という見解もあるから、携帯電話の電磁波が心配な方はまずお持ちの機種のSAR値を調べてみては?

携帯電話が心臓ペースメーカーに誤作動を起こすといわれるが、これは事実。電車の優先席付近では電源を切ろう。

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