本州一の大吊橋で恐怖体験! ところ

高所恐怖症は、女性より男性の方が多いの?

2006.12.07 THU



撮影/冨成鉄
高いところが苦手だ。ガラス張りのエレベータや高層マンション、ましてや吊橋なんてとんでもない。生来の臆病さを「馬鹿と煙は高いところが好き」という何の根拠もない言説で武装し、ビビリじゃないと自分に言い訳。何とかプライドを保ってきたが、もしも女子にバレたらカッコ悪い。ここはひとつ、本州一の歩行者用吊橋「竜神大吊橋」に行き、ショック療法で克服するべく、茨城県は常陸太田市まで行ってまいりました。

ということで着いてはみたものの…長い! 高い! あまつさえ、一部ガラス張りで下が丸見え、なんて趣向までこらしてはる! タマタマを縮みあがらせながら、ヨタヨタ歩く自分をよそに、家族連れが絶景を楽しんでいる。あるお母さまなどはキャーキャーいいながら、どう見ても顔は喜んでいる。この人たちは怖くないのか…。

ところで、高所恐怖症は意外と男に多いというイメージがある。体育会系の男子が「おいどん、じつは高いところが苦手なんでごわす!」なんていうのは、けっこうベタな構図だ。しかし、実際のところは、どうなのだろうか。心療内科医でもある大阪産業大学教授の中川 晶教授はこう語る。

「アメリカの調査では、病気としての高所恐怖症は半数以上が女性という統計があります。日本でも女性が多いという印象がありますね。ただ、女性は心療内科にアクセスしやすい傾向があると思います。男性はすぐ医者に頼らないんですよ。だから、実際にどちらが多いとなると、微妙ですね」

高いところが怖いという感情は少なからず誰にでもある。日常生活に支障があったり、高いけど安全なことが理性ではわかっているのに、過剰に恐怖を感じる人が高所恐怖症の治療の対象とのこと。ちょっと高いところが苦手くらいが普通なのだ。つまり、全然怖くない方がおかしい…陰嚢が縮むのも、危険を察知し急な衝撃から睾丸を守るための反射行動であり、立派な“漢”の防衛本能なのである。またひとつ言い訳が増えましたね。


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