子ども時代は上手く作れなかったけど…

プラモの達人に教わる大人モデラーの楽しみ方

2007.03.08 THU

最近のプラモはパーツは細かいし、すっごく動くし、プロポーションも良くなっているという。95年にバンダイがマスターグレードという究極のガンプラシリーズを発売して以来、スーパーカーブーム時代のクルマがキット化されたり、今年1月に全長766mmの宇宙戦艦ヤマト(定価4万7250円)が登場したりと、プラモ業界は大人のためのモデルが主流となりつつあるのだ。

そこで『月刊ホビージャパン』のライターで、プラモ製作のテクニックガイド『野本憲一モデリング研究所』(ホビージャパン)の著書もあるモデラー・野本憲一さんに大人ならではのプラモ作りの心得を聞くことに。

「大人と子どもの大きな違いはやっぱり財力ですね(笑)。特に道具や素材にもお金を使えるので、その点で仕上がりに差が出ます。オススメは2~3万円から買えるエアブラシです。筆で均一に塗るには高い技術が必要ですが、エアブラシなら意外と簡単に綺麗な塗装が可能なんです。小学生には高いかもしれませんが、大人が趣味にかける投資と考えれば大したことないですよね。他にもニッパーやピンセットなど、模型用の上質な工具を使うと細かい作業もやりやすいのです」(野本さん)

確かに野本さんがエアブラシで塗ったプラモは実にリアル。すでに芸術の域だ。

「小学生とかは、すぐに失敗したっていいますけど、プラモに失敗はないんです。上手くいかなかったら作り直せばいいし、塗装が気に入らなければ塗り直せばいい。子どものころは買ったその日に作らなきゃ気が済まなかったかもしれません。でも数々の経験を積んだ大人ならそんなことはないはずです。ゆっくりと時間をかけて、丁寧に一つのプラモを完成させることができるはずですよ」(同)

なるほど大人の余裕でじっくり作れば自ずと完成度も上がるはず。今度こそ、子どもの頃に失敗したあのプラモに再挑戦してみますか?


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