誰しもひとつはあるよね?

子どものころからついやってしまうくだらない“自分ルール”選手権

2007.04.05 THU



イラスト:辛酸なめ子
“横断歩道の白い部分からはみ出ると落ちて死んでしまう!”と、自らリスクを背負い、真剣に、注意深く、白線部分のみを渡る小学生。そんな子どもを街で見かけてふと思った。「オレも同じことやってたなぁ。っていうか、今でもあるなぁ」。そんな自分だけのルール。いわば“自分ルール”。みんなもあるんじゃない? 聞いてみました。

…とリサーチしたら出るわ出るわ、くだらない自分ルール。なかでもこれなんてどうですか、コラムニストの辛酸なめ子さん。

「“レシートを財布に入れておくとお金の減りが早いから捨てる”ですか。金運が高まりそうでいいですね。私自身もこのような“おまじない系”はたくさん持っています。たとえば“電車の座席に温もりがあると座らない”ですね。座っていた人の邪気を受け取りそうなので、しばらくは立って、冷えたころに座ります。あとは“朝起きて、テレビをつけた時に、最初に聞こえる言葉でその日の運勢を占う”。『バカヤロウ』なんて聞こえた時は、『今日は気をつけよう』と思います」(辛酸さん)

う~ん、自分ルールって、その人の個性が出て面白い。でも人はなぜ、自分ルールを持つのでしょう?

「心の面からいうと、自分ルールは日常の不安を埋め、心の安定を図るツールなんだと思います。特に子ども時代は分からないことが多く、不安が多いので自分ルールを作って気を紛らわせるんですよね。とはいえ、自分ルールを持つこと自体はいいことだと思います。仕事を任せられる人になるためには、ある程度のこだわりが必要なので、自分ルールをしっかり持っている人は、信頼できる人だといえるとも思うんです」(明治大学文学部教授・臨床心理士・諸富祥彦さん)

あまり自分ルールを作りすぎてそれに縛られるのはモンダイだけど、無意味で笑える範囲内ならメンタル面にもほど良い刺激になるみたい。さて、あなたの自分ルールはなんですか?


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