最初は“冗談”から始まったらしい

日本ゴム銃射撃協会の競技を体験してみた!

2007.04.19 THU

「最初は冗談だったんですよ」と理事長の中村光児さん(48歳)は笑う。7年前、仕事でウェブ制作に携わることになり、「勉強のつもり」で個人サイトを作った。それが「日本ゴム銃射撃協会」という架空サイト。

協会規約、競技ルール、ゴム銃の作り方など細部にわたって作り込み、子供のころに熱中していた自作ゴム銃の写真も載せたところ、「入会したい」という問い合わせメールが。ならば、と実際に活動を開始、半年後には第1回の大会を開催。規模も徐々に大きくなり、全国に支部もできた。知人に誘われて大会に参加、すぐにハマって中野区支部の会員になったという永井ミキジさん(32歳)は「ゴム銃自体の面白さはもちろん、競技ルールの完成度が高いことにも驚きましたね」と語る。

ゴム銃といっても、割り箸と輪ゴムだけで作るシンプルなものから、木やプラスチックを削り出した本格派、漆塗りの工芸品のような作品、連射ができるマシンガンタイプまで様々。競技種目はマッチ箱大のボックスを撃つ「マッチボックス」(MB)、横1cm・縦5mmの小さな標的を撃つ「フライシュート」(FS)、吊るした五円玉を撃つ「コインペンドラム」(CP)の3つだ。これまでに数々の競技会を実施、全国大会には100人ほどが出場するという。

6月までは大会の予定がないとのことなので、図々しくも中村さんのご自宅にお邪魔して3種目を戦ってみた。お、コツをつかめばけっこう当たる。結果はMB17点、FSマイナス4点、CP14点の計27点(採点システムは協会HP参照)。どうですか、理事長! 優勝も狙えるのでは?

「大会で上位に食い込むにはまだまだですが、練習すれば伸びますよ」(中村さん)

あらら。いずれにせよ、発足当初は十数人しかいなかった会員も今では約1400人に。アメリカ、オーストリア、タイなど海外にも支部がある。今のうちから腕を磨いておけば、オリンピック公式競技になった暁は日本代表選手に!?


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