砂漠の緑化にもひと役買っている!?

日本製ナプキンの吸水力はこんなにスゴい!

2007.05.17 THU



撮影/清水憲一
先日メキシコ人の友人(♀)に来月遊びに行くよってメールを送ったら「お土産は何にもいらないから、日本のナプキンを大量に買ってきて!」と返信がきた。周りの外国人たち(♀)に聞いてみても「ニホンのナプキンはサイコウ!」と言われるし、どうやら日本のナプキンはスゴイらしい…。

でも、男子の僕は、そもそもナプキンの仕組みすら、知らない。彼女に見せて!って言ったら、本気で怒られるし、いったいどんな構造になっているの?

「ナプキンの中には、水を吸ってさらに保持する高吸水性樹脂(ポリマー)というものが分散されています。塩のような白い顆粒が尿や経血を吸収するんですよ」(サンダイヤポリマー・永江さん)

このポリマーの働きぶりがとにかくスゴイ。液体を瞬時に吸い込み始め、トロ~ンとした状態にさせるのだ。ポリマーは一度中に入った液体は逃さないから、漏れる心配はないというわけ。

外国人の知人(♀)いわく、日本製のナプキンは、外国製に比べて薄いのにも関わらず、吸水力がバツグンなのだとか。やれ“薄くなきゃ”とか“違和感がないものじゃなきゃイヤ”など、日本人女性たちの高い要求に応えていくうちに、ポリマーの性能自体も、どんどん上がっていったのだ。実際どれほどの吸水力があるというのでしょう?

「水の場合、自重の最大1000倍の吸収が可能です。1gのポリマーで牛乳パック1本分の水を吸収できるんですよ!」(同)

スゴいといえば、高吸水性樹脂は環境技術にも応用されているんだとか。

「砂漠の緑化計画に日本の高吸水性樹脂を利用する実験を中国で行っています。土の中に埋めることで、この樹脂が雨水を吸収して保持。その後徐々に水を放出するのです」(日本触媒・広報グループ)

日本のナプキン(ポリマー)は、女性だけはなく環境にもやさしいのである。


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