今だから…さくまあきら放送局長が語る

「ジャンプ放送局」のスゴさとその人気の秘密とは?

2007.05.24 THU



撮影/冨成鉄
今から25年前――。『週刊少年ジャンプ』誌上にて、13年の長きにわたる人気連載が始まった。さて、この連載。なんだかわかります?

答えは『ジャンプ放送局(以下、JBS)』! 95年の連載終了から12年の歳月が流れたが、いまだに語り継がれる伝説的な読者投稿ページなのだ。

自分の投稿がJBSに掲載されることは当時のキッズにとって最高のステイタス。投稿戦士(ハガキ職人)にとって、放送局長のさくまあきら氏は神だった。しかし、なぜJBSは異例の人気を誇ったのか。その秘密を探ろうとコンタクトをとったところ、あっさりOKのお返事。わざわざR25編集部まで、ひょっこり神は降臨した。

毎週、拝読してました(緊張)! R25世代は、ジャンプ黄金期を体験した世代でもあるんですけど、あの人気の秘密を知りたいという声も多いんです。特にブログやサイトの運営なんかを手がけている人とか。

「双方向のメディアという意味では同じだよね。でも、なんたって当時のジャンプのマンガと人気投票で争ってたんだよ」

え、あの読者アンケートで人気がなかったら即打ち切りという有名なシステムに…。

「そう。JBSも入ってた。ちょっと落ちたらすぐテコ入れですよ。やっぱりキモはお題かな。例題つきで、それも一番書きやすそうなコーナーを考える。で、毎週4万通来るハガキを全部見て、掲載を決める」

4万通…! では連載を続けるコツは?

「たまに面白くないのも入れるんですよ。すると、敷居が低くなって投稿数が上がるし、質の高いネタも光る。あとは、掲載者全員に特製の新聞を送ってました。そこにコーナー別の傾向と対策が全部書いてある。没ネタの添削つきで(笑)。スタッフは、全員身内だから、やりやすかったですね」

時代とはいえ、あの尋常じゃない求心力の裏には、たゆまぬ努力とアイデア、そして友情があったんですねえ。友情・努力・勝利。やはり、ジャンプのキーワードは真理なのかもしれません。


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